

【予定演目】
『
【出演者】
太夫:竹本小住大夫
三味線:鶴澤寛太郎
人形:吉田幸助、吉田玉勢、桐竹紋吉、吉田玉誉、吉田簑次、吉田玉彦、吉田玉路、吉田簑之、吉田玉延
予定演目 あらすじ
『
阿波の十郎兵衛は城主の盗まれた家宝の刀を探すために、「銀十郎」という名の盗賊に身をかえて妻・お弓と大坂・玉造で暮らしています。
お弓が一人家にいると巡礼中の幼い女の子が訪ねてきました。父母の名前から国に残してきた我が娘・おつると知りすぐに名乗ろうとしますが、
母だと名乗ればこの子は盗賊の娘となってしまうとお弓は何も伝えず娘を帰すのでした。
遠ざかる幼子の巡礼歌を聞いてこのままでは今生の別れになってしまうと、お弓は後を追いかけます。
一方、別に出かけていた十郎兵衛も入れ違いでおつると出会い・・・
ゲストプロフィール

笹岡隆甫
華道「未生流笹岡」家元。京都ノートルダム女子大学客員教授。
1974年京都生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。
3歳より祖父である二代家元笹岡勲甫の指導を受け、2011年三代家元を継承。
舞台芸術としてのいけばなの可能性を追求し、国内外で花手前(いけばなパフォーマンス)を披露。
近著に『いけばな』(新潮新書)。

兵動大樹
よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。漫才コンビ「矢野・兵動」を1990年に結成。
コンビとしては2009年に第44回「上方漫才大賞」大賞を受賞するなど活躍。
ソロ活動でもテレビ、舞台を中心に幅広く活躍中。
フジテレビ「人志松本のすべらない話」の出演をきっかけに、全国各地で行うトークライブが一躍人気公演となる。
2015年10月期ドラマ『無痛~診える目~』(フジテレビ系全国ネット)では、地上波ドラマ初出演。その演技力にも注目が集まる。

桂南光
昭和45年に故・桂枝雀に入門。当時の芸名は桂べかこ。
昭和54年上方お笑い大賞銀賞・昭和57年日本放送演芸大賞ホープ賞優秀敢闘賞などを経て、昭和59年「第1回桂べかこ独演会」開催。昭和63年上方お笑い大賞金賞受賞。
平成5年11月、三代目桂南光襲名。
平成23年「桂南光還暦記念公演」開催。
読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」MBS「ちちんぷいぷい」などレギュラー番組多数。

コシノヒロコ
大阪、岸和田市生まれ。
文化服装学院在学中よりキャリアを重ね、東京、大阪、パリ、ローマ、上海などでコレクションを発表。婦人服のほか、ライフスタイル関連、紳士服など数多くのファッションアイテムのデザインを手がけている。
近年はアーティストとしても活発に活動、自身の作品を発表するスペースとして銀座と芦屋にKHギャラリーを持つ。
1997年第15回毎日ファッション大賞、2001年大阪芸術賞受賞。

わかぎゑふ
作家・演出家 1959年2月13日生 大阪府出身
大阪の小劇場の老舗リリパットアーミーⅡの座長。他にも大阪弁だけで上演するユニット劇団、ラックシステムも主宰している。
01年「お祝い」で、生理用品を開発した男の物語を女性作家ならではの視点で描き、大阪舞台芸術奨励賞を受賞。06年には歌舞伎舞踊「たのきゅう」の脚本・衣裳・演出。07~08年は新作狂言「わちゃわちゃ」の作・衣裳・出演も担当し、古典への造詣の深さも有名。
『リトル・チャロ』シリーズ(NHK教育テレビジョン)の原作者でもある。

三浦しをん
1976年生まれ、東京都出身。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など次々に発表。
2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。2012年、『舟を編む』で本屋大賞を受賞。
他の小説作品に『仏果を得ず』『風が強く吹いている』『きみはポラリス』『神去なあなあ日常』『あの家に暮らす四人の女』など、エッセイ作品に『あやつられ文楽鑑賞』、『悶絶スパイラル』『お友だちからお願いします』などがある。