2010年10月11日(月)
だんじりに夢中
だんじり祭を1週間後に控えた岸和田をだんじり大好き少年5人が案内する。みんなは「行け行け~!」と声を張り上げ、威勢よく町を走る。しかも手作りのミニだんじりを曳きながら。さすが、だんじりの町だ。好きなお店は「木島屋」。店内には地下足袋やパッチなど、お祭りグッズがズラリ。こども達は展示されている衣装についても良く知っている。そして中町鳴物練習会へ。鉦や笛の音が響いてみんなの気分は更に高揚。だんじり祭、楽しみだね!
2010年10月12日(火)
だんじりの香りは木の香り
だんじり大好き少年たちが訪れたのは岸和田市中町の彫刻師、河合さんの作業場。河合さんはだんじりの「土呂幕(どろまく)」と呼ばれる装飾をはじめ様々な彫刻を手がける。この日はお寺の門の彫刻作業。漂ってくる木の香りが心地良い。こども達は河合さんから「だんじりの木はケヤキ、丈夫で100年位は持つ」という事を聞く。大好きなだんじりを手掛ける職人の技を目の当たりにし、みんなはだんじりに対する思いを更に深めていく。
2010年10月13日(水)
岸和田っ子のおやつ「からやき」
少年達が岸和田ならではのおやつを食べに行く。みんながおすすめするそのおやつとは「からやき」。こども達は“たこ焼き 貴”へ行き、作業を見学。薄く伸ばした生地の上に天カス、ネギ、ショウガをのせて焼いていく様子はとても面白い。ご主人の鳥野さんは「からやきは僕らの小さい頃からあります」とコメント、こども達は感心する。そしてもう一つ、オリジナル料理の「そば玉」も披露される。おいしそうな地元のおやつ、満喫するぞ!
2010年10月14日(木)
目指せ!日本一の篠笛奏者
「こども篠笛教室」ではだんじり囃子の笛の練習真っ最中。先生は篠笛奏者の森田玲(あきら)さん。伝統的な旋律を伝えるためこの教室を開いている。音を出すのさえも難しい篠笛だが、習い始めて4年目の大和瑛吾くんは教室でも1,2を争う腕前。夢は日本一の篠笛奏者だ。そして祭り当日。ヘアスタイルもバッチリ決めて準備万端の瑛吾くん。昼間は「だんじり」の綱を引き、夜は提灯で飾られた「だんじり」にのる。意気込みは充分、さあ、がんばれ!
