2010年12月13日(月)
山里の町じまん
自然いっぱいの日高川町を寒川(そうがわ)第一小学校3、4年生が案内する。まずは、この町出身の小説家で牧師の沖野岩三郎の歌が刻まれた石碑。みんなは声をそろえて「ひだかがわ…」と詠む。これは、お母さんを慕って故郷を思う気持ちを詠んだ歌だという。次は寒川神社。道徳の時間に参拝の仕方を勉強したばかりとあって所作はバッチリだ。そして、肉や魚、お菓子など何でも売っている三尾屋さんへ。みんなはここが大好き。さあ、お菓子買うぞ!
2010年12月14日(火)
山の仕事に初挑戦
日高町立寒川第一小学校の高学年7人が初めて間伐実習を体験する。周りを山に囲まれた日高川町は木がいっぱい。みんなは森林組合の方から木を切る様子をみせてもらったり、間伐の必要性や細い苗木が何十年もかけて太い木になるという事などを聞いてしっかりと勉強。そしていよいよ自分達で木を切る事に。幹は堅くてなかなか思うようにいかない様子。間伐の仕事は大切でむずかしいが、その分、木が切り倒される瞬間は充実感でいっぱいだ。
2010年12月15日(水)
手づくりこんにゃく、おいしい!
寒川第一小学校のこども達が地元の特産品、こんにゃくいもを使ってこんにゃく作りにチャレンジする。指導はこんにゃく作り30年という福島さん。ゆでて皮をむいたこんにゃくいもをミキサーでつぶすとドロドロ状に。かき混ぜて炭酸ナトリウムを入れ、更に一生懸命混ぜると固まってくる。これをおわんにとって煮立ったお湯へ入れ、浮いてきたら出来上がりだ。一つ一つの工程はこども達にとって感動の連続。さあ、お待ちかねの試食タイムだ!
2010年12月16日(木)
響け!山の太鼓
響き渡る勇壮な太鼓の音。寒川第一小学校では週に2回、朝礼の時間に太鼓の練習をしている。一番熱心な辻本すみれちゃんは「みんなの心が一つになると、とてもきれいな音になって、すごい…」と思いを語る。すみれちゃんが太鼓を始めたのは1年生の頃。4つ上のお兄ちゃんが叩いているのを見てやりたくなったという。更には妹の凛湖ちゃんも、すみれちゃんのマネをしてソファを相手に練習中。太鼓の音にはみんなの思いがいっぱい込められている。
