2011年09月05日(月)
美山 夏キャンプ
大阪府高槻市のこども達が自然いっぱいの美山町にやってきた。かやぶき屋根の集落、美しい緑がとっても印象的なところだ。みんなが参加したのはNPO法人たかつき主催の「美山 夏キャンプ」。宿泊先は以前お寺だったという建物。高い天井、木の雨戸、かまど…など、目にするものはめずらしいものばかり。滞在は2泊3日。どんな楽しい事が待っているのか、とっても楽しみだ。さあ、まずは腹ごしらえ。食事の用意がんばるぞ!ご飯はもちろん、かまど炊きだ!!
2011年09月06日(火)
美山の森の息吹
「美山 夏キャンプ」2日目は美山の森をネイチャーハイキング。森には樹がいっぱい、葉が生い茂っている。その中でも注目するのは朴(ほお)の木の葉。お面に出来るほどの大きい葉で、いい匂いがする。みんなは指導員から“朴の葉は殺菌作用があるのでご飯を包んだり、飛騨高山の郷土料理、朴葉味噌にも使われている”とレクチャーを受ける。また、イタヤカエデの樹液は甘くておいしい。味は実際になめて確認。五感で森を満喫、発見がいっぱいだね!
2011年09月07日(水)
美山の命をいただく
こどもたちが自分で川魚をつかまえて夕食のおかずを作る。まずはキャンプの中でも一番楽しみにしている川遊びを満喫。ひとしきり水に親しんだら、魚釣り開始だ。網ですくう子、竿で釣り上げる子…とそれぞれの方法で魚をゲット。釣った魚は持ち帰って自分たちで調理。手のひらに生き物の命を感じながら、包丁を入れていく。“命をいただく”ということを考え、みんなの表情は真剣だ。そして、夕食の食卓には川魚の唐揚げが。その味は格別だ。
2011年09月08日(木)
美山でつながりを学ぶ

「美山 夏キャンプ」のテーマは生き物や植物、地元の人たちとの出会いを通じて人と自然のつながりを学ぶ事。こども達は今回も貴重な体験をする。みんなが訪れたのはニワトリ小屋。そこでうみたての卵をゲット、卵を手にした子は「あたたかい」と、ぬくもりを実感する。更に、その卵と地元産の牛乳を使ってアイスクリーム作りにチャレンジ。とびっきりおいしいアイスの出来上がりだ。キャンプで様々な体験をしたこども達。学んだ事を大切に、大きくなってね!
