博多華丸・大吉があまり知らない町で、ただただ食べたい丼&麺を探し求める街ブラ番組の《日光編》第2回。先週は日光の名物・湯波(日光では湯葉を“湯波”と表記)を使った「ゆばむすび」と、日本の品評会で銅賞を受賞したクラフトビールを堪能したが、丼&麺にはたどり着けず。ビール店の店主に「日光のラーメンはどういう(特徴がありますか)?」と大吉が探りをいれると、「(日光のラーメンには)湯波が入っている」という情報を得る。「ゆばむすび」をいいただいて、前回のロケ地・箱根で見た「湯葉の悪夢」から解放されたと思ったら、今度は日光の湯波につきまとわれ、華丸は「湯波、かぶせてくるねえ。逃げても逃げても」と苦笑い。
箱根ロケで食べたのは丼のみ、「麺は来週」と宣言していたため、2人は麺料理のお店に照準を合わせて街ブラを再開する。蕎麦かラーメンを想定していたところ、2人の目に「焼きそば」の文字が飛び込んでくる。しかも「日光焼きそばグランプリV3 初代殿堂入り」ののぼりににわかに興奮するが、もちろん大行列のためひとまずスルー。そして隣接するお店が掲げる「金賞コロッケ」ののぼりにコロッケ好きの華丸が反応するが、「おわ!コロッケに…湯波が入っとる!しつこい!(笑)」と膝から崩れる。華丸にとって湯波が天敵のような存在になっているようだ。
大吉が激しく反応したのはテント販売店の「極上しいたけ」の看板だ。しいたけが大好物の大吉は、「水を一滴も使わずに育てた」というアピールポイントに「神への冒涜じゃない!?」と動揺し、「なにこれ?」と吸い寄せられていく。豊富なメニューを前に頭を抱える大吉に、「違うの。麺か丼で悩むの」「しいたけの焼き方で悩む番組じゃないの」と企画の主旨を噛み砕いて伝える華丸。悩みに悩んだ大吉の選択とは…?
絶品しいたけを満喫した2人は、日光の街をぐるぐる歩き回る。ランチタイムのためお店はどこも満員御礼、なかなかお店が見つからないが、今日の華大は一味違う。箱根で痛い思いをして学習した2人は、覚悟を決めて先ほどの焼きそば店に戻り、ウェイティングリストに名前を記入したのだ。順番が来るまで時間がかかりそうだと踏んだ2人は、あわよくば(すぐに入れる違うお店に出会えるかも?)という期待を込めて歩き出す。あまりにも魅惑的なけんちん汁のお店を見つけるがやはり満席(空席があったとしても丼でも麺でもないが…)で、「(店のことは)U字工事に全部聞いてください。申し訳ない」と謝る店主の発言に、栃木におけるU字工事の影響力を改めて噛み締める。焼きそばの店に戻ると、ちょうど店から出てきた男性に「丼と麺ですか?」と声をかけられる。川越ロケの特番を見たとはいえ、レギュラー放送がまだ始まっていない段階で言い当てた男性の観察眼に唸る華大。そしていよいよ「焼きそば専門店 焼麺 晃のや」に…!