ABCテレビ(関西)毎週日曜 よる11時55分~ /テレビ神奈川(関東)毎週火曜 よる11時00分~

Story

ストーリー

最終話

龍之介(稲葉友)からの突然のプロポーズで始まった小春(島崎遥香)のハレ婚生活。まどか(浅川梨奈)の離婚、ゆず(柳ゆり菜)の出産、そして、麟之介(佐藤一和)の子育てに追われる中、龍之介が音楽家として成功…家族の環境が変化する中で、まどかの復讐劇(!)もあった。これまで数々の苦難を持ち前の明るさで乗り越えてきた小春だったが、すべての出来事は小春にとって結婚と家族のあり方を考えさせられるものばかりだった。そして、小春がたどり着いた答えは「離婚」――。

小春の気持ちを汲み取った母・直子(宮地雅子)。優しく励ましの言葉を投げかけられると、小春は涙が止まらなくなる。

サインの書かれた離婚届と、外した結婚指輪を龍之介に差し出した小春。納得できない龍之介とゆずだったが、小春の決意は変わることがなかった。そして迎えた最後の日、小春が一人で向かったのは幼い日に龍之介と初めて出会った神社の境内だった。

懐かしい思い出に包まれた小春が思わず「龍…」とこぼれてしまう。するとそこには龍之介の姿が…。小春と龍之介は二人が出会った場所で、夫婦で最後の会話を交わす。そして、小春は伊達家にさよならを告げて家を出ていくのだった。

2ヶ月後、小春は焼肉店でバイトをしながら東京暮らしを始めていた。新しい人生を歩み始めた小春。北つばめ市では、一夫多妻制度の廃止が決定していた。そんなある日、バイト先の焼肉店にやってきたのは…ゆずとまどかだった!?

8

ゆず(柳ゆり菜)の出産から4年が経ち、小春(島崎遥香)は伊達家の息子・麟之介(佐藤一和)をゆずとともに育てていた。夫婦3人と麟之介の家族4人での暮らし、そして子育ての喜びを感じる日々を送っていた。

龍之介(稲葉友)は作曲家・ピアニストとして大きな成功をおさめていたが、多忙で家に帰れない日も増えていた。そんな龍之介のマネージャーとして付き添っていたのはまどか(浅川梨奈)。4年前に離婚したことへの後悔と3番目の妻として再婚したいという思いを明かす。

まどかと再婚したいという気持ちを小春とゆずに伝えた龍之介。驚きを隠せない小春は、龍之介が自分の知らない所でまどかと会っていたことに対して、こみ上げる悔しさを抑えられないでいた。

これまでのように1夫3妻の4人の夫婦で仲良く暮らそうと考えていた龍之介。しかし、まどかは龍之介を独占したい強い思いに駆られていた。そして、伊達家を崩壊に追い込む恐るべき画策を実行に移すのだった…。

7

ゆず(柳ゆり菜)の妊娠を知ったジョー(小野塚勇人)が伊達家に乗り込んできた!一触即発の龍之介(稲葉友)と強面のタトゥー男・ジョーに危機感を察知した小春(島崎遥香)だったが、実は仲が良い2人。その姿を目の当たりにした小春は“龍之介とジョーを引き離したくない”というゆずの思いをおもんぱかるのだった。

そこへ、まどか(浅川梨奈)から小春の元に連絡が入る。ゆずはまどかの元に来ており、今は具合が悪く入院しているという。居ても立っても居られない小春は、一人でゆずが入院する病院へと向かうのだった。

病院でゆずとまどかを見つけた小春は、こっそりと隠れて二人の様子を伺うことに。しかし、「一人で産んで育てようと思う」というゆずの言葉に動揺を隠せない。タクシーに一人で乗り込んだゆずを、別のタクシーで追跡する小春。しかし、小春の追跡はゆずにバレていた。

ゆずと小春が向かったのは水族館。ゆずは吹っ切れた表情で「伊達家を抜ける」と小春に明かすのだった。龍之介とジョーが待つ伊達家へ小春とともに帰ってきたゆず。産まれてくる子どもを一人で育てることを龍之介とジョーに伝えるのだが…!

6

まどか(浅川梨奈)から離婚を告げられた龍之介(稲葉友)。2人の過去を知った小春(島崎遥香)は、なんとか離婚をやめさせようとするが、まどかの決意は固く、まどかがひとり去っていくのをただ見守ることしかできなかった。

まどかがいなくなり、3人でのハレ婚生活がはじまった。龍之介の元にはHYDE(HYDE)のバックバンドへの参加など、ミュージシャンとしての仕事が舞い込みはじめていたが「働きたくないなあ」と嘆くばかり。その一方で、龍之介が子宝に恵まれることを楽しみにしていると知る小春。

そんな中、ゆず(柳ゆり菜)の妊娠が判明!新しい家族の誕生を喜ぶ小春だったが、なぜかゆずの表情は晴れない。翌日、ゆずが向かったのはタトゥーをいれた男・ジョー(小野塚勇人)の家だった。実は、ジョーはゆずのかつての恋人で、一度は結婚の約束までした婚約者!そのジョーからゆずを奪ったのが龍之介だった。妊娠を知り「間違いねえ。俺の子だ」と確信するジョーは「すぐに迎えに行く」とゆずに告げる。ジョーの家から飛び出したものの、伊達家に戻れないゆず。行き場をなくしたゆずが向かった先は…。

5

クリスマスシーズンで華やぐ東京の街へとバースデーデートへ繰り出した小春(島崎遥香)と龍之介(稲葉友)。だが、この日は伊達家においては3日に一度のまどか(浅川梨奈)の日。龍之介は夜までには家に帰り、まどかと夜を過ごす約束の上でのデートだった。

二人きりのデートも終電の時間が近づいてきた。名残惜しさを押し殺してお土産を買って帰ろうと心に決める小春…しかし龍之介は「今日は帰らない!」と小春を抱きしめ、そのまま東京で一夜を過ごすことに。

その頃、伊達家ではゆず(柳ゆり菜)とまどか(浅川梨奈)が、小春のバースデーケーキとシャンパンを用意して二人の帰りを待っていた。まどかは「龍之介さんは嘘をついたことがないもの」と、龍之介を信じて待ち続けるのだが、やがて時計の針は12時を過ぎる…。

翌日、小春と龍之介が家へと帰ってくると、まどかは家を出ていってしまった後だった。「まどかに謝らなきゃ」と慌てて家を飛び出す小春。その姿に「まどかの意思を尊重する」と話していた龍之介は、「六本木にアテがある」と真剣な表情をみせるのだった。

龍之介が小春とゆずを連れてやってきたのは、六本木にあるピアノバーだった。そこで明かされたのは、龍之介とまどかの出会いのエピソード、そして、まどかの壮絶な過去だった…。

4

「離婚しないなら二度と家には入れねぇ!」

小春(島崎遥香)は、退院してきた父・哲郎(渡辺いっけい)から、いきなり怒鳴られてしまった。しかし、哲郎の病状はかなり悪く、延命治療を断り退院したものの、余命もあとわずかということを母・直子(宮地雅子)から聞かされ、小春は混乱したまま伊達家へと向かう。

いつもの4人での伊達家の食卓だが小春の心は放心状態。その日、龍之介(稲葉友)とゆず(柳ゆり菜)が夜を過ごす間、小春はまどか(浅川梨奈)の部屋へと赴き、「父からハレ婚を反対されたらどうする?」と遠回しに相談を持ちかける。まどかは、「くだらない」と超クールに一蹴しつつも、小春に優しくアドバイスを送る。

父を元気づけたいと考えた小春は、龍之介らに哲郎の病状を打ち明ける決心を。実は、哲郎の病状をかねてより知っていた龍之介は「安心させてあげなくちゃね」と優しい笑顔をみせ、みんなで楽しめることをしようと提案するのだった。

小春は幼い日に、楽しそうに釣りを教えてくれた哲郎の笑顔を思い出していた。女好きで珈琲が好き、そしてずっと釣りに行きたいと話していた父…。

小春は哲郎を釣りに誘い出した。久々の父娘での外出…しかし、そこにいたのは伊達家の面々だった。二人の妻とともに、にこやかに哲郎に声をかける龍之介。その姿をにらみつける哲郎だったが…。

3

「明日、ハワイに行こう!」

家出から帰ってきた小春(島崎遥香)の「ハネムーン、行こうよ!」という提案をすんなりと受け入れた龍之介(稲葉友)の即断で、ハネムーンへと向かった伊達家一行。到着したのは、日本にある常夏の楽園『スパリゾート ハワイアンズ』だった!

常夏の島“ハワイ”を思い浮かべていた小春は愕然とするばかりだったが、施設内にある大きなプールへと繰り出すと水着姿で思わずはしゃぎだす。しかし、新婚といえども“特別扱い”はルール違反の伊達家。龍之介を独り占めしてハネムーンを思い切り楽しみたい小春だが、どんなときでも龍之介が3人の妻と平等に接するという伊達家の“日常”にフクザツな気分にさいなまれる…。

4人でのハネムーンの中で、龍之介の誠実さを心底信じているゆず(柳ゆり菜)、一途に龍之介のことを愛しているまどか(浅川梨奈)、それぞれの妻としての考え方も徐々にわかりはじめる中、小春は龍之介と真剣に向き合うほどに不安になってしまうことに気づく…。そして、思い描いていた結婚とはまるで違うハレ婚の在り方。二人の妻へのヘンな嫉妬と、龍之介に対する不安が駆け巡る小春の新婚旅行はどうなってしまうのか!?

2

小春(島崎遥香)の実家が抱えていた借金は3000万円。だが、龍之介(稲葉友)は二人の妻であるゆず(柳ゆり菜)、まどか(浅川梨奈)と“夫婦3人”で暮らしていた豪邸をあっさりと売却して工面したことで、小春は3人目の妻となることを決意する。

結婚式当日、夫1人、妻3人による式が執り行われるが、ハレ婚に反対する小春の父・哲郎(渡辺いっけい)の姿はなかった…。

晴れて“4人夫婦”となった小春たちは、市が助成として用意した古い一軒家で結婚生活をスタートさせることに。そこで明らかになったのは龍之介が“無職”だったこと!さらに、ゆずから聞かされたのは“夫の言うことは絶対!”、“寝床は問答無用でローテーション!”という伊達家ルール!ゆずとまどかにとっては当たり前の夫婦生活のようすだが、小春はハレ婚生活を認めることができない。数日後、“ローテーション”による龍之介との夜を迎えた小春だが、龍之介を受け入れることに我慢ができず実家に帰ってしまう。

実家の喫茶店「ルパン」では、高校3年生のうらら(なえなの)がバイトとして働いていた。そして、母の直子(宮地雅子)から龍之介が有名な作曲家であることを聞かされる小春。そんな中、龍之介が「ルパン」に訪れるのだが…。

1

東京暮らしで付き合った男性はすべて既婚者…。東京での恋と生活に疲れ切った前園小春(島崎遥香)は、故郷・北つばめ市へと帰郷する。そこで知らされたのは、父・哲郎(渡辺いっけい)が病に倒れ、実家で経営している喫茶店「ルパン」が、多額の借金を抱え閉店に追い込まれていることだった!

なんとしても喫茶店を守りたい小春の前に現れたのが伊達龍之介(稲葉友)という謎の男。「ルパン」の常連客という龍之介は、借金の肩代わりを申し出ると「幸せにするよ。結婚しよう」といきなりプロポーズ!しかし、彼にはすでに1人目の妻・ゆず(柳ゆり菜)と2人目の妻・まどか(浅川梨奈)がいた!?

実は、少子高齢化や過疎化の対策として、日本で唯一の一夫多妻制(通称・ハレ婚)」が認められた特区となっていた北つばめ市。町には複数の妻を持つ男性の姿も…。

「既婚者ハンター」と称されるほど、既婚者に苦しめられ続けた小春にとって理解のできないハレ婚制度。しかし、実家と店を守るために小春は3人目の妻となる決意をするのだが…!?