初恋net.com
11月3日土曜深夜0:30スタート

インタビュー

ABCラジオ「ダンディ・エクスプレス」12/14(金)放送分より
お客様 伊藤裕子さん
聞き手 野村佑香さん

野村佑香:いらっしゃいませ。ご予約のお客様ですね。お名前お願いいたします。

伊藤:伊藤裕子です。よろしくお願いいたします。

野村:よろしくお願いします。まず、ラジオの前のあなたに最初に説明させていただきますと、伊藤裕子さんは、ドラマ「初恋net.com」で12月8日から始まったエピソード3の主演をしていただいております。

伊藤:はい。

野村:伊藤さん演じる女性は、阪神大震災で彼氏を亡くしてしまって空虚な想いを抱えた まま、彼氏と最後に約束した思い出の映画館で働きながら何かを待ち続けるという 女性を演じられているわけですけれども。

伊藤:はい。

野村:そんな伊藤さんと、今週と来週、伊藤裕子さんの心にある「忘れられない恋」をここで聞かせていただこうと思います!コーヒーとチョコレートを用意いたしましたので、リラックスしながらお話を聞かせてください。

伊藤:はい、ありがとうございます。

野村:まずですね、来ていただいてる皆さんに初恋のお話から聞かせていただいてるんですけど…

伊藤:あのー、ずーっとみんなとも相談しながら、この質問については考えてたんですけど。

野村:えー!なんですか??

伊藤:みんな幼稚園とか小学校に…

野村:あー、初恋の定義っていろいろあるんですね。ちゃんと「好きだ」って思ったのか、 こうなんか淡い恋心なのか、付き合った初めての人なのか。

伊藤:だから、どれにすればいいのかなぁって思って色々なパターンを考えてるんですけど…

野村:確かに確かに。

伊藤:どれがいいですか?

野村:えー!何パターンまであるんですか?A・B・Cパターンが。

伊藤:うーん幼稚園、幼稚園っちゃ幼稚園ぐらいだし…

野村:えっ?一番「何々くんが好き」って言ってたのは幼稚園が最初だったんですか?

伊藤:それだとすごい遅いんですよ。私ねぇ、男の子みたいだったんですよ。ほんとに幼少時代が。常に「男の子女の子みんなで楽しく」って環境でずっと育ってたんで。

野村:男兄弟がいらっしゃったんですか?

伊藤:よく言われるけど、いないんです。

野村:あ、そうなんですか。

伊藤:うん、うちは女兄弟だけです。

野村:それがなんかみんなでわーってのも結構珍しいっていうか、そういう学校だったんですかね?

伊藤:なんかね、ものすごく男女が仲良かったんですよね。遊ぶのも、男女一緒みたいなのがずーっとだったんで。

野村:はいはい。

伊藤:その中で特に仲のいい男の子とかもちろんいて、それが初恋って言えば初恋なんだろ うけどなぁ…

野村:意識し始めたとか…

伊藤:「何々君が好き!」って、そんなの全くないし、意識の感覚がね難しいんですよね。

野村:いつまでそんなワイワイな感じだったんですか?

伊藤:小6!

野村:あ、じゃあほんとに結構遅い感じですね。

伊藤:そうなんですよ。

野村:はぁ、そうなんですか。中学に行ってからということになるんですか?

伊藤:に、なるのかなぁとも思うんですけどね。中学は中学でこうほんとにすごく淡ーいなんか恋愛なのか恋愛じゃないのか感じだから…

野村:中学も男女一緒でワイワイな感じだったんですか?

伊藤:うーん。そうでもないかな。そう思うとやっぱり中学から意識し始めたのかな。

野村:どんな人だったというのは?

伊藤:サッカー部だった。

野村:サッカー部?サッカー部人気あったんですか?

伊藤:そう。昔からね、運動神経のいい人が好きだった。体育祭だけ目立つ人みたいな(笑)

野村:(笑)いるいるそういう人!

伊藤:そういうタイプの人、結構好きですね。中学の彼は意外とマジメで、こうほんとサッカーをひたむきにやっているような、すっごいシャイな人だった。

野村:はいはいはいはい。

伊藤:今、思い出してきた。

野村:あ、じゃあシャイだったってことは、伊藤さんからなんかこうアプローチみたいなとか声かけるとか?

伊藤:私、中学校のとき、シャイだったんですよ。なんか、小学校までそんなんだから、もう男女関係ないみたいな…だったんで、どうしていいかわかんないから、ものすごくシャイだった。中学校生活3年間付き合ってたのに…

野村:え?!付き合ってたんですか?

伊藤:付き合ってたんです。ちゃんと。

野村:えっ?!すごいじゃないですか!

伊藤:ずーっと文通。

野村:えーっ?!文通?

伊藤:うん。

野村:それかわいいですね。

伊藤:思い出してきちゃった(笑)

野村:(笑)

伊藤:実はここじゃなかったんですけどね、あたしの初恋。

野村:でもなんか嬉しい。そういう話聞けたのは。「付き合おう」って言ったのはどっちからだったんですか?

伊藤:私だったと思う、多分。

野村:素敵。じゃあ告白は全然できる人なんですか?自分から。昔から今も。恋愛的には?

伊藤:うーん、ほとんど自分で言っている。

野村:えぇっ?そうなんですか?

伊藤:全部、自分で言っている。

野村:えー、そうなんですか。

伊藤:苦労してますよ。いろいろ。ほんとに。

野村:(笑)苦労してるって…

伊藤:「次は言われるぞ」「次は言われるぞ」って思うんだけど、全部自分で言ってる。

野村:我慢できなくなっちゃうんじゃないですか?

伊藤:そうみたい。

野村:そうなんですね、きっと。

伊藤:だと思う。


野村:伊藤裕子さんは、あたしから見ても「カッコイイ大人の女性」というイメージだけど、「忘れられない恋」の思い出を話している姿は、まぶしい恋する少女だった。
「忘れられない恋のうた」。あの頃口ずさんでいたのは、どんな歌ですか?
あの頃なりたかったものはなんですか?あの頃胸を焦がしたのは、誰ですか?


スペシャル