緒形拳、林与一、山村聰、中村玉緒、野川由美子、津坂匡章、太田博之、松本留美、岡本健、西山恵子
池波正太郎の原作「仕掛人・藤枝梅安」を元にしたシリーズ第1弾。殺し屋が主人公という異色の時代劇は、前代未聞の大冒険だった。
山崎努、藤田まこと、沖雅也、野川由美子、津波匡章、菅井きん、白木万理、高松英郎、
生井健夫
藤田まこと演じる、うだつの上がらぬ下級同心・中村主水が初登場。念仏の鉄(山崎努)による「必殺骨はずし」のレントゲン撮影も話題に。
田村高廣、中谷一郎、山村聰、宮内洋、野川由美子、佐野厚子、津波匡章、住吉正博、
小山明子
人助けなら何でも請け負う「よろず助け口御引受処」を表看板に掲げているのが、前2作とは異なるところ。“弱きを助け、強きをくじく”がモットー。
藤田まこと、石坂浩二、近藤洋介、津坂匡章、野川由美子、菅井きん、白木万理、
三島ゆり子、木村夏江、佐野アツ子、古川ロック
大吉(近藤洋介)の素手で心臓を握り潰すという必殺技は、レントゲン撮影に加え、心電図をオシロスコープでも披露。西崎みどりの歌う主題歌「旅愁」も大ヒット。
草笛光子、緒形拳、林隆三、岡本信人、中尾ミエ、大塚吾郎、芹明香
「必殺」初の女元締として草笛光子が登場。仕事屋である半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は、博打の才能もさることながら、殺しにも凄腕を発揮。
藤田まこと、沖雅也、新克利、渡辺篤史、中村玉緒、菅井きん、白木万理、小松政夫、
石原初音、 近藤麗江、宗方勝巳、香川留美、星野のぞみ
初めて主水が一味のリーダー格となり、せん(菅井きん)とりつ(白木万理)の主水いびりも本格化。沖雅也演じる無表情な一匹狼・市松の非情な殺し屋ぶりは絶品。
藤田まこと、中村敦夫、大出俊、中尾ミエ、渡辺篤史、菅井きん、白木万理、美川陽一郎、
鶴田忍、二本柳俊衣、田渕岩夫、岸じゅんこ
タイトルを一般公募。かつての視聴率ライバル“木枯らし紋次郎”こと中村敦夫をレギュラーに迎え、引き締まった硬派な仕上がりに。
山田五十鈴、緒形拳、芦屋雁之助、森田健作、ジュディ・オング、間寛平、芦田伸介、
須賀不二男
大御所・山田五十鈴が元締役で「必殺」初登場。花火師である仕掛けの天平(森田健作)は、相手の口に花火を押し込んで爆破させるという荒技を披露。
草笛光子、山崎努、浜畑賢吉、ピーター、吉田日出子、小林トシ江、桑山正一、柳沢真一
山崎努扮する土佐ヱ門の荒々しい殺しっぷりが痛快なら、新之介役のピーターの妖艶な殺し屋ぶりも強烈な印象を残す。
藤田まこと、山崎努、中村嘉葎雄、火野正平、中尾ミエ、藤村富美男、河原崎建三、マキ、
井関一、瀬下和久、沖時男、秋山勝俊、堀北幸夫、藤沢薫、阿井美千子、原聖四郎、
遠山欽、伴勇太郎、吉本真由美、小柳圭子
主水&念仏の鉄(山崎努)の黄金コンビが復活。往年の”ミスタータイガース”藤村富美男を総元締とする厳しい掟の闇組織「寅の会」の登場によって、全編にスリリングな緊迫感が。
山田五十鈴、近藤正臣、芦屋雁之助、古今亭志ん朝、ジュディ・オング、緒形拳
安藤広重がしたためた13枚の絵を元に、お艶(山田五十鈴)率いる”天保太夫一座”が、各宿場で華麗な悪党退治を展開。
藤田まこと、草笛光子、梅宮辰夫、火野正平、菅井きん、白木万理、鮎川いずみ
プロの殺し屋集団という設定が大人の渋さと緊張感を表出。一方、妻・りつ(白木万理)の懐妊で、終始主水は振り回されるハメに。
山田五十鈴、沖雅也、高橋洋子、真行寺君枝、芦屋雁之助、江戸家小猫、小澤栄太郎、
吉田日出子、岡田英次
唐十郎(沖雅也)が振り出し竿で華麗な必殺技を披露すれば、出雲のお艶(山田五十鈴)もからくり三味線で大立ち回りを演じて見せた。
中村敦夫、市原悦子、和田アキ子、火野正平、鮎川いずみ
超人的な活躍を見せる行者の先生(中村敦夫)をはじめ、オカルト色を押し出した異色作。主題歌を浜田省吾が担当したのも話題。
藤田まこと、伊吹吾郎、三田村邦彦、鮎川いずみ、三島ゆり子、中村雁治郎、山田五十鈴、
木村功、菅井きん、白木万理、小林かおり、水本恵子、山田隆夫、かわいのどか、唐沢民賢、早崎文司、芝本正
「必殺」一大ブームの先駆けとなる作品で、シリーズ最長の84話を数えた。簪の秀(三田村邦彦)の出現で女性ファンも急増。
京マチ子、高橋悦史、本田博太郎、西崎みどり、原泉、小柳圭子、石原智子、尾崎弥枝、
芦原薫、工藤時子、高見町子
草笛、山田に続き、京マチ子が女元締として登場。京は民謡手踊り一座の女太夫とあって、毎回披露する踊りのシーンも見どころの一つ。
藤田まこと、中条きよし、三田村邦彦、山田五十鈴、鮎川いずみ、菅井きん、白木万理、
須賀不二男、山内敏男
主水ファミリー勢揃いとなった超人気作。相手を三味線の糸で宙吊りにする勇次(中条きよし)の華麗な必殺技は鮮烈の一言。
京マチ子、高橋悦史、本田博太郎、西崎みどり、花紀京、原泉、小柳圭子、 石原智子、
尾崎弥枝、工藤時子、淡城みゆき、吉田哲子
花紀京をレギュラーに迎えた「仕舞人」の続編。晋松(高橋悦史)が相手の絶命に合わせ拍子木を打つという、ケレン味溢れるお約束も。
藤田まこと、中条きよし、三田村邦彦、山田五十鈴、鮎川いずみ、ひかる一平、 菅井きん、
白木万理、山内敏男、溝田繁、三浦徳子
おなじみの主水ファミリーに、アイドル歌手のひかる一平が受験生・西順之助役で新加入。シリーズ最高視聴率を叩き出す。
高峰三枝子、中村雅俊、渡辺篤史、藤山直美、西崎みどり、高杉俊介、朝比奈淑子、
河野清子、落合智子、大島和子、湊裕美子、中嶋洋子、大塚吾郎
当時「フルムーン」のCMで話題だった高峰三枝子を起用。相手に鏡で自らの死顔を見せながら殺す技や、腸捻りのレントゲン撮影など「必殺」らしさは健在。
藤田まこと、三田村邦彦、中条きよし、山田五十鈴、鮎川いずみ、ひかる一平、菅井きん、
白木万理、山内敏男、梅津栄、林佳子、溝田繁、三浦徳子、松田聖子(写真出演)
「必殺」史上唯一、レギュラー陣は前作と同じ。新たに広め屋・玉助(梅津栄)、秀が旅先から連れ帰った少女・お民が加わった。
京マチ子、中条きよし、小野寺昭、高橋悦史、芦屋雁之助、西崎みどり、山本陽一、
ひし美ゆり子
中条きよし扮する勇次が主役となり、念願の主題歌も披露。超豪華な面々による多彩な殺しの見せ場は見ごたえ充分。
藤田まこと、山田五十鈴、村上弘明、京本政樹、鮎川いずみ、ひかる一平、菅井きん、
白木万理、山内としお、梅津栄、灘陽子、溝田繁、三浦徳子、妹尾友信
怪しい色香を漂わせる組紐屋の竜(京本政樹)、ダイナミックな動きで魅了する花屋の政(村上弘明)という、美形の殺し屋が新加入。
津川雅彦、萬田久子、宅麻伸、斉藤清六、西崎みどり、高部知子、安孫子里香、北見唯一、 オサム
「仕置人」の頃より悪役として登場していた津川雅彦が、殺し屋となって初主演。大人の色気を醸し出しながら、凄みと貫禄を見せつけた。
藤田まこと、京本政樹、村上弘明、鮎川いずみ、菅井きん、白木万理、柴俊夫、梅沢富美男、笑福亭鶴瓶、山内としお、妹尾友信、森秀人、東悦次、加治春雄、須永克彦
ハード路線へ回帰。オリジナルメンバーに、怪力の壱(柴俊夫)、艶っぽい弐(梅沢富美男)、人なつっこい参(笑福亭鶴瓶)という助っ人が。
三田村邦彦、秋野暢子、西郷輝彦、笑福亭鶴瓶、大沢樹生、菅原昌子、睦五朗、 藤岡重慶、桃山みつる、岡田雅江、三井信乃、小柳圭子
三田村邦彦初主演作で、簪の秀が久々の復活。笑福亭鶴瓶、過去に何度かゲスト出演した西郷輝彦、秋野暢子、当時17歳の大沢樹生らフレッシュな顔ぶれが揃った。
藤田まこと、村上弘明、出門英、かとうかずこ、ひかる一平、遠藤太津朗、 山内としお、
菅井きん、白木万理、西田健、菅原昌子、桃山みつる、妹尾友信
主水は遂に百軒長屋の番所勤務にまで降格。何でも屋の加代(鮎川いずみ)に代わり、かとうかずこが便利屋お玉で新加入。
藤田まこと、村上弘明、三浦友和、かとうかずこ、桂朝丸、山内としお、 菅井きん、白木万理、西田健、妹尾友信、小林千絵
主水シリーズ当座の最終作。三浦友和演じる知的な影太郎のスマートな殺しっぷりは、新たな必殺スタイルを提示。
近藤正臣、あおい輝彦、田中健、工藤夕貴、二宮さよ子
大仰な化粧での大見得、大ガマに乗ってのド派手な登場シーンなど、徹底的に時代劇をパロデイにした快作。
藤田まこと、三田村邦彦、滝田栄、中村橋之助、光本幸子、酒井和歌子、 菅井きん、
白木万理、目黒祐樹、麻丘めぐみ、中条郷子、田中亜衣
「必殺」が4年ぶりに復活。仕事人狩りの覆面組織の登場、山田朝右衛門(滝田栄)の重厚な演技が相まってハードな仕上がりに。