テーマ(1)
「本当は怖い夏休みの旅行〜行楽地に潜む赤い悪魔〜」
4年前の夏休み、会社の同僚と栃木県へ一泊二日の慰安旅行に出かけたK・Yさん(66歳・男性)。ワゴン車に乗った一行は、片道3時間半の道のりを休憩も取らず、日光東照宮などの観光などを楽しみましたが、その間、車での移動が長いため、K・Yさんは水分を控えていました。宿では露天風呂で旅の疲れをいやし、夜の宴会ではつい普段より多めに飲んでしまいます。
そんな彼に最初の異変が現れたのは、帰宅した翌日のこと。日課の散歩に出かけたところ、突然、胸を締め付けられるような息切れに襲われ・・・。K・Yさんを襲った病の正体は?そして、その病と旅行との関係とは!?
テーマ(2)
「家の中でも危険な夏の病〜見えざる悪魔の棲む部屋〜」
半年前、夫に先立たれ、一人田舎で暮らしていたT・Tさん(74歳・女性)。彼女を心配する娘に誘われ、都会に住む娘夫婦のすぐ近くのアパートで一人暮らしをすることに・・・。昔からクーラーをほとんど使ったことがない彼女は、暑い日でも冷房をつけず、人目を気にして窓も一つしか開けていませんでした。
猛暑となったある日、娘たちからのバーベキューの誘いを断り、家で過ごしていると、やけに身体が熱い上、だるさまで感じ始め・・・。果たして彼女が知らないうちに犯していた過ちとは!? |