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診察日:09/12/15

テーマ(1)
「整形外科〜この20年で患者数が3倍に増加!骨折から寝たきりを招く病を検査〜」
近年、ちょっとした転倒がきっかけで大腿骨を骨折する高齢者が急増。たかが骨折と思いがちですが、長期のリハビリを余儀なくされるばかりか、そのまま寝たきりになってしまうことも多いのです。この病の患者数はこの20年で3倍にも増えています。実はこうした転倒を招く原因は、歩行の際に足を引き上げる働きをする「大腰筋」の衰えにありました。そこで今回は、筋肉研究のスペシャリストが勧める「簡単に自分の大腰筋年齢が分かる検査」を実施します。果たしてあなたの大腰筋年齢は?

テーマ(2)
「呼吸器内科〜新型インフルエンザの危険因子!死よりも恐ろしいと言われる病を検査〜」
今年大流行した新型インフルエンザ。重症化した人に多いのは呼吸器に何らかの基礎疾患がある方。しかし、厚生労働省がまとめた新型インフルエンザの症例集には、呼吸器疾患がないとされていたにも関わらず、重症化したケースが報告されていました。そうした人たちに潜んでいたのは、進行すると最悪の場合自力で呼吸ができなくなることから、死よりも恐ろしい病と言われるある病。しかし本人には全く自覚がないことが多いのです。そこで今回は、この病を含む隠れ呼吸器疾患かどうかがわかるテストを実施します。

テーマ(3)
「物忘れ外来〜今年から75歳以上の運転免許更新時に義務づけられた「認知機能検査」を実施〜」
昨年、75歳以上の運転免許保有者が過去最高の300万人を突破。それに伴い、警察庁は今年6月から高齢者が運転免許を更新する際に、「認知機能検査」を義務づけました。その背景には、近年、認知症が原因とみられる事故や交通違反などが急増しているという深刻な事情がありました。そこで今回の人間ドックでは、この「認知機能検査」の中から、認知機能を判断するために重要な「記憶」に関する問題を出題します。テレビの前の皆さんも、紙とペンを用意してぜひご参加下さい。

テーマ(4)
「眼科〜日本人の失明原因第1位!ある病を発見する画期的な検査を実施〜」
数ある眼の病気の中でも放置すると失明に至る危険があり、日本人の失明原因の第1位の「緑内障」。この病が恐ろしいのは、病が進行しても自分では中々症状に気付かず、ある日突然重症と宣告されてしまう人が後を絶たないことです。そこで今回は視野研究の第一人者が考案した「クロックチャート」と呼ばれる最新の検査法を実施。皆さんもぜひご参加下さい!

テーマ(5)
「女性外来〜日本人女性の死因第1位!乳がんを検査〜」
30代から60代前半の日本人女性の死因第1位を占める病、「乳がん」。自己触診で1cm以下のしこりを見つけるために重要なのは、普段からリアルなしこりの感触を知っておくことです。そこで、乳がんのスペシャリストらにご協力頂き、直径1cmのしこりが体験できる本物そっくりの「触診モデル」を開発。ゲスト患者たちが乳がんのしこりを見つけることができるかどうか挑戦します。

ゲスト(患者)
 [60代] 
黒沢年雄
藤田弓子
酒井和歌子
 [40代・50代]
辺見マリ
高木美保
高田延彦
 [20代・30代] 
久保純子
千原兄弟(千原せいじ・千原ジュニア)
眞鍋かをり