
京都府亀岡市齋田石材店①
日本庭園の景観を彩る存在として重要な石灯籠。
パーツごとに石を手作業で削り、組み合わせて仕上げています。今回は石灯籠の「竿」の部分の制作を紹介。ノミをリズム良く打ちながら、左右のバランスを見て削っていきますが、やはり難しいのは曲線の表現。平面ではなく立体でカーブを表現するには、長年の経験と勘が必要です。
海外留学を経て帰国し、石灯籠職人を継ぐことを決めた息子は、父の背中を見ながら日々鍛錬を重ねます。父の言葉をスポンジの様に吸収する息子の姿は、石灯籠の未来を照らす様に、美しく輝いていました!