京都府・京都市 栗山工房②
「琉球紅型」の大胆な柄に「京友禅」のぼかし染めなど繊細な技を取り入れた「京紅型」の技を守る職人親子を紹介します。 図柄の型を彫る作業は父の仕事。小刀を使い細部まですべて手作業で彫り上げます。入門25年の娘はこれまでにないモダンなデザインの柄を染め小物づくりをしています。楽器やバイクなど突飛とも思えるデザインに父は「基本とする技法と姿勢が変わらないのでそうかけ離れた物は出来っこない」と悠然と構えます。