「頂!キッチンSeason4」は、グルメ大国 韓国!今回は、韓国本土最南端、農業が盛んな海南(ヘナム)をめぐり、韓国全土で食べられている名産品・白菜を使ってオリジナルレシピを考案する。
まず、速水が訪れたのはユネスコ世界文化遺産にも認定されている大興寺(テフンサ)。実は、ここは韓国の茶文化発祥の地と言われており、早速、韓国茶を体験させてもらうことに。一般の参拝客もお茶をいただくことができ、悩みの相談にも乗ってくれるという。
続いて速水は、地元の商店にも立ち寄ってみる。ここではお米や、ビビンバなどに使う乾燥ぜんまい、そして海南の特産品でもあるさつまいもなどを目にする。このさつまいもは、蜂蜜のような甘さが特徴とのことで速水は箱ごと購入する。
今回は、韓国一の生産地海南で年間450トンもの白菜を生産しているキムさんからのご依頼。「海南の白菜の魅力をぜひ日本の皆さんにも伝えて欲しい」というもの。海南の白菜は海に近い農地で育てられているので、ミネラルなど栄養が豊富で甘く、食感もいいのだとか。さらに、キムさんの白菜はマッコリから作ったお酢を肥料として使うなど、身が詰まった濃厚な風味として知られる。速水は、そんな極上白菜を使ったキムチ作りも体験させてもらう。
そして、なんと今回はソースにマッコリを使用するとのことで、マッコリの酒蔵も訪れる。海倉酒造のマッコリは、海南のもち米を使ったもので甘味料などは一切入れず、甘さはもち米の甘みだけ。ここでも、生産者の熱い思いを受け取った速水。
さて、この日の夜、海南で見た月がきれいな三日月だったのをヒントに作る、速水のオリジナルレシピとは、一体!?
キムチのエチュベ~マッコリ、柿のソース~
白菜とキムチのライスペーパー包み