「頂!キッチンSeason4」は、グルメ大国 韓国!今回の舞台は、韓国南西部に古くからある港町・木浦(モッポ)。近年、美しい景色を楽しめる観光地として注目され、グルメだけでなく、アクティビティも人気を集めている。名物は、新鮮なタコのぶつ切りを塩とごま油で和えた「サンナクチ」や国民魚とも呼ばれる白身魚「ニベの刺身」など、まさに魚介の宝庫だ。
まず速水が向かったのは、木浦海上ケーブルカー。海抜155メートル・全長3.23キロを木浦の街並み、美しい海を眺めながら20分の空中散歩を楽しむことができる。速水は、ケーブルカーに乗りながらも海が気になるようで「どんな魚がいるのかな・・・」と早くもレシピのヒントを探しているようだ。
今回の依頼は、木浦市役所から。旬の太刀魚を使ってオリジナルレシピを考案してほしいというもの。移動の車内でも、銀色に輝く太刀魚の泳いでいる姿を想像し、新レシピ考案にわくわくしている様子だ。
太刀魚を購入するために向かったのは木浦自由市場。およそ220店舗が軒を連ね、海産物を始めとした地元の暮らしに欠かせないものが揃う、まさに木浦の台所。ここでは、まず名産であるガンギエイの刺身や熟成させた珍味「ホンオフェ」を試食させてもらう。「ホンオフェ」は、キムチと豚肉を包んで食べると絶品なのだという。豚肉と魚介を一緒に食べるという方法に驚く速水。
太刀魚を販売する店では、木浦の太刀魚は身がしっかりしていて、脂が乗っているのが特徴で、煮たり焼いたりすることでさらに旨味が増すという情報を得る。今回は、小洒落た感じで和のテイストも盛り込むと、レシピも固まってきたようだ。
さらに、韓国の映画やドラマのロケ地として有名で、近年では映えスポットとしても人気のシファマウルにも寄る。他にも倉庫をリノベーションした『美食文化ギャラリー 海関(ヘグァン)1897』へ向かい、韓国の料理文化にも触れる。
太⼑⿂の炙り
太⼑⿂ヌードル