ストーリー
Story
最終話
七海麻美(秋田汐梨)から突然、彼氏のフリをして両親に会ってほしいと頼まれた木ノ下和也(大西流星)。事情がありそうな元カノを放ってくことができず、先約の水原千鶴(桜田ひより)とのレンタル・デートをキャンセルすることに。それを知ってか知らずか、麻美は千鶴のもとへ向かうと、和也との関係を邪魔しないようにと忠告し…。
約束の日、和也が偽物の彼氏として麻美の両親との食事会に出かけると、その店には偶然にも接客中の千鶴が!厳格そうな麻美の父に緊張しつつも、気づかれないよう千鶴の動向をうかがう和也。その様子は、いつもの千鶴とは違って見える。実は、千鶴は派遣会社の手違いで、いわく付きの客を相手していたのだ…。
重たい空気の食事会にあって、和也は懸命に役割を果たそうと努力する。一方、先に店を出た千鶴には、ある危険が迫ろうとしていた…!!
第9話
水原千鶴(桜田ひより)からレンタル彼女を辞めようと思っていると打ち明けられた木ノ下和也(大西流星)。気落ちしつつも千鶴との別れが近いことを覚悟し、千鶴がいなくなっても祖母が悲しまないよう、本当の彼女を作るべく更科瑠夏(工藤美桜)と真剣に向き合うと決める。
これまで避けきた恋人らしいデートをし、明るくひたむきな瑠夏の魅力を再認識する和也。「なんでこの子じゃダメなんだろう…」という自問とともに、千鶴のことが何度も頭をよぎるが、そんな思いを断ち切って、カラオケボックスで一緒にバイト中の瑠夏に、いよいよ「お試し」ではなく「正式」な彼女になってほしいと言いかけたその時、和也の視界にボックスの一室に入っていく千鶴と七海麻美(秋田汐梨)の姿が!?和也は、瑠夏への告白もそっちのけに2人の様子を探ろうとするが…。
第8話
「もう我慢できません!」と胸に飛び込んでくる更科瑠夏(工藤美桜)に、木ノ下和也(大西流星)は、我慢できないのは自分だと言わんばかりに瑠夏を押し倒す…!そんなシーンを妄想。現実にはどうにか踏みとどまるが、瑠夏は、一線を越えられないレンタル彼女の水原千鶴(桜田ひより)と違って、自分はエッチする覚悟ができていると、和也にさらににじり寄り…!
一方の千鶴は、和也を仕事ではなくプライベートで夜のベランダに誘う。これまでと違う展開に、今度は千鶴とのイケナイ妄想に取り憑かれる和也。しかし、千鶴からはある女性をレンタルしてほしいとの意外な相談を持ちかけられる。その願いを聞き入れ、和也が待ち合わせ場所に向かうと、そこにはまたしても超絶美少女が!だが、彼女はレンタル不適合な性格の持ち主だった…!?
第7話
更科瑠夏(工藤美桜)から告白された木ノ下和也(大西流星)は、その唐突さと真剣さにたじろぎつつも、水原千鶴(桜田ひより)への気持ちに嘘はつけず、懸命に断る。そんな二人に対し瑠夏は、「彼女にしてくれれば千鶴がレンタル彼女であることを黙っている」との交換条件を提示する。瑠夏にはここまで和也に入れ込むだけの理由があったが、和也にとっては脅し文句も同然。ただ、人目をはばからず泣き崩れる瑠夏を放っておけず、瑠夏は和也の“彼女(仮)”になる!
瑠夏をこれ以上本気にさせず、千鶴の身バレも防ぐためのお試し関係は過酷を極める。電話やSNSでのやり取り以外、瑠夏とはなるべく“恋人らしい”ことを避けるため、誘われた花火大会も嘘をついて断る和也。その花火大会当日、和也は街中で千鶴を見かける。おしゃれしている千鶴はイケメンと合流。男は仕事相手か、それとも…?本当の千鶴を知りたい欲求に駆られた和也は、二人を尾行するが…。
第6話
水原千鶴(桜田ひより)をレンタル彼女だと見抜いた更科瑠夏(工藤美桜)は、あくまでも本当の恋人同士との態度を取り続ける千鶴に、木ノ下和也(大西流星)とのキスを求める!和也のためにも自分のためにも、瑠夏から栗林駿(鈴木康介)に真実をバラされることだけは絶対に避けたい。そう考えた千鶴は、焦りの色を浮かべる和也の頬に手を当て、唇を…。
その後も、いつ駿に告げ口されるかとヒヤヒヤな和也は、ダブルデート終了後、こっそり瑠夏の後をつける。ところが、瑠夏はそんな和也を待ち伏せ。「恋人偽装の次はストーカーですか?」との非難に和也は返す言葉もなく、結果的に千鶴とのレンタル関係を認めることになってしまう。それでも、瑠夏から周囲にバラさないとの誓約が欲しい和也は、身勝手を承知で真剣に頭を下げ続ける。そんな和也に瑠夏は衝撃の言葉を残して走り去る…!
第5話
遊覧船から転落した水原千鶴(桜田ひより)を助けるため、後先構わず海に飛び込んだ木ノ下和也(大西流星)は、どうにか千鶴の救助に成功する。だが、自身は意識を喪失。そんな和也のため、今度は千鶴が心臓マッサージと人工呼吸を施す。その甲斐あって、和也は無事に意識を取り戻すが、客である自分に人工呼吸までしてくれる千鶴に対し、和也の気持ちはまたしても混乱。2人が契約を解消する時は刻々と近づいているというのに、千鶴と出会ってからの出来事を一つずつ思い返す和也は、ついに、“返却不可”な自分の本当の気持ちに気づいてしまう…。
そんな中、和也は友人の栗林駿(鈴木康介)から彼女を紹介される。初めて会う駿の彼女の更科瑠夏(工藤美桜)は、千鶴に劣らぬ美少女だったが、和也はその顔に見覚えがあり…。
第4話
大学仲間との旅行中、木ノ下和也(大西流星)は元カノの七海麻美(秋田汐梨)から突然キスをされる。「我慢できなくなっちゃった」と和也の胸に顔を埋めてくる麻美。あまりの衝撃に身動き一つできない和也の脳裏には、かつて“運命の人”と決めた麻美への思いが鮮烈によみがえってくる…。
動揺を隠し水原千鶴(桜田ひより)たちの輪に戻る和也。すると、今度は罰ゲームで千鶴とキスさせられそうな状況に!麻美が見ている前でそんなことはできない。だが、レンタル彼女として高いプロ意識を持つ千鶴は、和也に向かって静かに瞳を閉じる。少しずつ近づいてくる千鶴の唇。必死でその場を収める方法を考える和也。そして意を決した和也は、ついにあの言葉を口にする。ところが、それを聞いた木部芳秋(金子隼也)は、いきなり和也に殴りかかり…!?
第3話
元カノの七海麻美(秋田汐梨)とレンタル彼女の水原千鶴(桜田ひより)が同席する羽目になった飲み会で、すっかり酔っ払ってしまった木ノ下和也(大西流星)は、麻美から優しく介抱されるうちに強い未練を自覚し、性的欲求を抑えきれなくなる。ところが、麻美が千鶴を悪く言うのを聞いた途端、今度は千鶴の肩を持ち麻美をいさめてしまう。本命は麻美、でも千鶴を傷つけたくはない…そんな混乱状態の和也に対し千鶴は、和也が予想もしなかった言葉をかける。
後日、和也は麻美を含む大学の仲間と出かけたビーチで、地味な“一ノ瀬”姿の千鶴と遭遇する。幸い誰も一ノ瀬が和也の“彼女”の水原千鶴とは気づかないが、水着姿の麻美に興奮して今日こそ麻美の気持ちを確かめようと意気込んでいた和也はパニックに。その成り行きから、和也はトイレの個室に千鶴を引っ張り込んでしまうのだが、やってきた麻美がその個室のドアを開け…!?
第2話
もう二度と水原千鶴(桜田ひより)には会わないと心に決めた木ノ下和也(大西流星)が、元カノの七海麻美(秋田汐梨)に未練タラタラの童貞キャンパスライフをスタートさせた矢先、和也は大学構内で予期せず千鶴に遭遇する!だが、千鶴の出で立ちはレンタル彼女の時からは想像もできない、地味で目立たないものだった!?
レンタル彼女のバイトを隠したい千鶴と、レンタル彼女に頼った黒歴史を知られたくない和也の利害は一致。2人は赤の他人として過ごすことに同意する。ところが、和也が下宿先のアパートに帰ると、隣の部屋になぜか地味な格好をした千鶴が…。なんと、2人はアパートの隣人同士だったのだ!!!
数日後、和也の部屋に祖母の和(木野花)が訪ねてくる。千鶴を和也の彼女と信じている和は、入院中の病院からわざわざ外出許可を取り、生まれてこの方モテたことがない孫にやっとできた彼女に会いに来たのだ。和也は、千鶴との約束通り、すでに別れたと伝えようとするが…。
第1話
木ノ下和也(大西流星)は非モテ人生一直線の二十歳の大学生。やっとできた初めての彼女・七海麻美(秋田汐梨)には、キスしかしないうちにあっけなく1カ月でフラれてしまい、達成できなかったあんなことやこんなことの妄想に悶々としている。そして、半ばヤケクソで、ネットでたまたま目にしたレンタル彼女を発注。バカでクズなことをしている自分にため息をつきながら、大した期待もせず待ち合わせ場所に向かうと、そこにはプロフィール通りの清楚なお嬢様系女子、水原千鶴(桜田ひより)が現れる!
適当に選んだはずだった千鶴の、理想の彼女ぶりに和也はドギマギ。水族館デートでは、趣味がアクアリウムという和也の知識を可愛い笑顔で褒めてくれ、最後には“恋人つなぎ”までしてくれた千鶴に、和也の心はざわめく。だが、千鶴の行為はあくまでもレンタル彼女としてのこと。そんな事は百も承知ながら、心を弄ばれた感を拭えない和也は、腹いせに千鶴のネットレビューに最低点をつけてしまう。それでも気持ちは収まらず、直接訴えるため再度、千鶴を発注。相変わらずの可愛さに心揺さぶられつつも、和也は公衆の面前で千鶴に苛立ちをぶつけてしまう…!?