エピソード

Episode22「制裁」" Reckoning " 2013年9月3日(火)放送 (最終話)

コンラッドが我が身を守るための最終手段として集めていた証拠の数々。
それはテロ組織アメリコン・イニシアティブと、彼らに雇われているh白髪の男iの陰謀のすべてを記したものだが、コンラッド自身の犯罪の証でもある。この証拠を手に入れたエミリーは、白髪の男の隠れ家でノーランと共に囚われの身となる。男の留守中、彼女はこの証拠をマゴーウェン捜査官に届けさせるためにノーランを逃す。戻って来た白髪の男との死闘を制し、父の仇を討とうとするが、生前の父の言葉を思い出して相手の命を奪うのをやめる。一方で証拠は無事マゴーウェンの手に渡っていた。ヴィクトリアは元夫コンラッドの罪を曝くべく、証人としてワシントンの聴聞会へ向かうことに。彼女の説得に折れたコンラッドの愛人リディアも一緒だ。空港には整備員に化けた白髪の男の姿があった。機体は離陸直後に爆発。ニュースではヴィクトリアら乗客・乗員の生存は絶望的だと伝えられる。シャーロットは母を失ったショックと、デクランに拒絶された絶望から薬物を大量摂取して昏倒する。その頃エミリーも、父の無実の証が機体と共に炎上してしまったことにショックを受けていた。そんな彼女にノーランは、証拠の一部であるハードディスクのデータをコピーしていることを告げる。そこに記録されていたのはグレーソン・グローバルでの白髪の男とヴィクトリアの会話。どうやら1990年に死亡したはずのエミリーの母は生きているらしい…
ダニエルとの婚約を解消し、ジャックのもとへ向かったエミリーの前にアマンダが現われる。

Episode21「悲嘆」" Grief " 2013年8月27日(火)放送

エミリーは白髪の男をおびき出すため、一計を案ずる。自分とダニエルが寝ている画像をコンラッドに送りつけ、白髪の男がダニエルを監視しているとコンラッドに誤解させ、怒ったコンラッドが白髪の男に連絡を取るのを待ち、白髪の男の潜伏場所を突き止めようとする。計画は成功するが、エミリーは、ダニエルとアシュリーとの結婚式の打ち合わせで家を離れることが出来ない。エミリーは仕方なく、ノーランに、コンラッドと白髪の男が落ち合うレストランに行ってくれるよう頼む。
ヴィクトリアはマゴーウェンと取引し、自分がコンラッドの有罪の決定的な証拠を手に入れると宣言。コンラッドの留守に部屋へ行き、リディアの目の前で、コンラッドが絵の後ろに隠していた証拠を奪い去る。リディアにも、捜査に協力すれば訴追免除を得られるようにしてあげる、と甘い言葉をかける。
一方、シャーロットは、カウンセラーの勧めで家族セラピーを受けることにするが、その場でもコンラッドとヴィクトリアの醜い争いが繰り広げられたため、絶望して家を出、デクランの元へと向かう。ところがタイミング悪く、デクランの部屋にはクラスメートのジェイミーが来ていた。二人の仲を誤解したシャーロットは、また売人から麻薬を買ってしまい、自滅への道をひた走る。
そんな折り、ストアウェイからサミーがいなくなる。死期を悟ったサミーは、最後の力を振り絞ってエミリーの住む海辺の家へ辿り着き、息を引き取る。エミリーとジャックは二人でサミーを看取り、悲しみの涙にくれつつキスを交わす。
ノーランは、エミリーに罪を犯させないため、ケーブル会社の社員に化けて白髪の男の家に自ら潜入、監視カメラを仕込む。それに気づいた白髪の男に自宅で襲われる。

Episode20「遺産」" Legacy " 2013年8月20日(火)放送

2002年夏のハンプトン。エミリーは少年刑務所から出所後、荒んだ生活を送っていた。ある夜、若い男に暴力をふるったことで追い出されたバーの外で、ノーランと再会。ノーランは、エミリーがまだ父デヴィッド・クラークの手記を読んでいないことを知り、読むことを勧める。
エミリーは手記を読み、父が「自分は無実であり、グレイソン夫妻や、友人だと思っていた仲間に裏切られた」と主張していることを知る。エミリーは真相を探ろうとし、ストアウェイに立ち寄る。そして、ストアウェイで働いていたカイラの代わりに、グレイソン邸で開かれる大晦日パーティーのケイタリングのバイトに潜り込むチャンスを得る。
その日のパーティーには、デヴィッド・クラークを陥れた人々のほとんどが顔をそろえていた。なぜなら、何者かが「恥を知れ デヴィッド・クラーク」と書かれたカードをグレイソン邸に送りつけていたからだ。そこでフランクはコンラッドに提案し、そのカードを送りそうな人々を全員パーティーに招待して様子を見ることにしたのである。
実際にカードを送り付けた犯人はメイソン・トレッドウェルだったが、フランクはロジャー・ハルステッドが犯人だと誤解し、ロジャーを殺す。しかしロジャーは死ぬ前に、エミリーに協力を申し出る手紙を渡していた。父の死の真実を知ったエミリーの怒りはすさまじかった。エミリーはこの日、父を陥れた人々への復讐を堅く決意したのである。いわば、この日が、後に始まるエミリーの復讐劇の原点となったのだ。

Episode19「赦免」" Absolution " 2013年8月13日(火)放送

死の直前に刑務所で撮られたデヴィッドの写真。エミリーはそれをシャーロットから見せられ、秘密の小箱に最後の手帳が入っていなかったことに気づく。ノーランを問い詰めて手帳を手に入れると、そこに記されていたのはノーランのおばキャロル・ミラーの頭文字「CM」。キャロルはコンラッド・グレイソンの元秘書だったが、デヴィッドの無実を明らかにする証拠をつかみ、コンラッドに追われる身になった。ノーランはおばの命を守るために彼女が死亡したことにして、最後の手帳だけはエミリーに渡さず隠して持っていたのだ。キャロルから事情を聞いたエミリーは父の死に「白髪の男」が関与している事実をつかむ。一方ヴィクトリアの告発によってグレイソン・グローバルに証券取引委員会の捜査が入る。拘置所から釈放されたダニエルは父コンラッドから、過去に犯した様々な悪事を打ち明けられる。翌日テレビ局のインタビューを受けたダニエルは、グレイソン家の悪事には一切触れず、跡取りとして父を支えていくと宣言し、エミリーを失望させる。その直後、過去の映像を確認していたエミリーは、グレイソン・グローバルを訪ねてきた「白髪の男」の姿を発見。その男はデヴィッドの写真にも写っていた。

Episode18「正義」" Justice " 2013年7月16日(火)放送

12月16日、ダニエル・グレイソンの裁判は15日目を迎えた。アマンダを捜す旅に出ていたジャック・ポーターは弟デクランが証言台に立つと知りハンプトンに戻ってくる。裁判での形勢は明らかにグレイソン側に不利。ヴィクトリアはならず者のリーを使って陪審員を脅し、評決不能か無罪判決に持ち込もうとする。その一方で彼女は息子ダニエルの罪をかぶせる生け贄としてアマンダとジャックに狙いを定めていた。証言台に立ったデクランは、兄をかばうために事件当夜ビーチで誰も見ていないと主張する。ジャックも召喚されることになり彼はアマンダをかばうために、タイラーの血の付いたパーカーを提出し証言台ですべてを語る決心をする。これを知ったエミリーはポーター家に忍び込んでパーカーを奪い、それをリーの車の中に置き警察が彼を逮捕するよう仕向ける。その直後、リーは拘置所内で自殺。遺体のそばにはh自分がタイラーを殺したfという走り書きが残されていたため、ダニエルにかけられた嫌疑は晴れることに。実はグレイソンの息のかかった者がリーを自殺と見せかけて殺したのだ。コンラッドと謎の人物の電話を盗聴したエミリーは、父デヴィッド・クラークもリーと同様にコンラッドの指示によって殺害されたという事実に気づく。

Episode17「疑惑」" Doubt " 2013年7月9日(火)放送

ヴィクトリアは、タイラーを殺したのはアマンダだ、という路線に持って行こうとし、シャーロットの「フードをかぶった男を見た」という証言に対して「暗かったから女と間違えたのではないか?」と誘導する。しかし、コンラッドから「アマンダ一人に絞るのは、アマンダがビーチにいたことを立証できなかった場合を考えるとリスキーだ」と言われ、矛先をジャックに向けることにする。グレイソン家は、世論をダニエルに有利に持って行こうとし、メイソン・トレッドウェルにブログの執筆を依頼する。
ヴィクトリアはまた、リーという男に依頼し、ライカーズ島の収監者に指示してダニエルを襲わせる。施設にいてはダニエルの身が危ないとの請求が認められ、ダニエルは保釈されて自宅監禁に切り替えられる。
グレイソン家によって兄ジャックに罪がなすりつけられるかもしれないことを知ったデクランは、メイソンに「シャーロットはフードの男を見たと言っているが、当日の夜は酒と処方薬を一緒に飲んでいた」と暴露する。そのためシャーロットの証言は信ぴょう性がなくなり、ダニエルの弁護団は窮地に追い込まれる。
一方、エミリーはノーランに、ジャックをしばらく町から遠ざけるように指示。ジャックはノーランの言葉に従い、アマンダを追ってカナダへと旅立つ。
ヴィクトリアは昔の恋人、ドミニクと再会し、関係を持つ。
エミリーはリーを襲い、リーの鍵の型を取る。

Episode16「同盟」" Scandal " 2013年7月2日(火)放送

タイラー・バロル殺害容疑で逮捕されたダニエル・グレイソン。彼を救うためにグレイソン家は団結し、敏腕弁護士ベンジャミン・ブルックスをマンハッタンから呼び寄せる。ブルックスは、現場にいた第3の人物がダニエルを気絶させてタイラーの命を奪ったという仮説を立てる。ヴィクトリアはアマンダ・クラークが事件に関与しているのではないかと睨む。ジャック・ポーターは姿をくらました恋人アマンダの行方を追っていた。そのジャックの姿は殺人現場で、弟デクランとその恋人シャーロットに目撃されていた。デクランは兄の無実を確信し、守り抜こうと決意を固めていた。ダニエルの保釈請求は逃亡の恐れがあるとして却下されてしまう。そして回想シーンによって48時間前にビーチで起きた出来事が明らかになる。ダニエルを気絶させて2発の銃弾でタイラーの命を奪ったのは、エミリーの師であるタケダであった。

Episode15「混沌」" Chaos " 2013年6月25日(火)放送

エミリーの秘密の箱を盗み出したのはタイラーだった。彼はアマンダを人質に取り、取引を持ちかけてくる。大金と交換に箱とアマンダをエミリーに引き渡すというのだ。エミリーは箱を取り戻しに向かうが、タイラーに言いくるめられたアマンダの裏切りに遭い、再び箱を持ち去られる。アマンダはエミリーがフランク殺害の罪をタイラーになすりつけていた事実を知ると、タイラーのもとから逃げ出す。フランクを殺害した真犯人はアマンダなのだ。その夜、エミリーとダニエルの婚約披露パーティーが華々しく執り行われる。エミリーの師・タケダが会場に現れ、奪われたはずの箱をエミリーに手渡し埋めるよう伝える。箱を埋め終わったエミリーがビーチにいるとダニエルがやって来る。彼はエミリーにパリへ逃亡しようと誘うが拒否されて愕然となる。その直後ひとりビーチにいたダニエルはタイラーにつかまり銃をつきつけられる。一方ハイチに出航するはずだったジャックは、恋人アマンダを追ってビーチにやってくる。銃声が響き、ジャックは遺体のそばで呆然とするアマンダを見つけ彼女を逃がす。この後アマンダはタケダの車に拾われることに…。ジャックがフードを目深にかぶって遺体を引きずっていると、デクランとシャーロットがやってくる。うつぶせの遺体を目にしたシャーロットは兄ダニエルが殺されたと思い込む。彼女の絶叫が響き、パーティー会場は騒然となる。息子の遺体にすがって泣き崩れるヴィクトリア。しかし仰向けにしてみると遺体はダニエルではなくタイラーだった。そこに白いタキシードを血で染めたダニエルがやってくる。果たしてビーチで何が起きたのか?

Episode14「知覚」" Perception " 2013年6月18日(火)放送

エミリーとダニエルの婚約披露パーティーを控え、今日は婚約写真を撮影する日。孫のダニエルを祝福しようと、ダニエルの祖父(コンラッドの父)であるエドワードがやって来る。エドワードは嫁のヴィクトリアを気に入っていた。
一方、ヴィクトリアがダニエルに「デヴィッド・クラークからレイプされてシャーロットを身ごもった」とウソをついたことを知ったエミリーは、エドワードも交えてのディナーの席で、シャーロットに真実を暴露することを決意する。
そんな折、ジャックは、メイソン・トレッドウェルのテープがベッドの下に落ちているのを見つける。そのテープのラベルには「アマンダ・クラークのインタビュー 十四番」と書かれていた。ジャックがそのテープを手に入れたことを知ったエミリーは、ノーランを使って映像を消去させようとするが、エミリーのやり方に疑問を持つノーランはジャックにテープを見せてしまう。そしてジャックは、デヴィッド・クラークがヴィクトリアと恋愛関係にあったことを知る。
アマンダもノーランと同様、エミリーのやり方に反発し、モーテルを飛び出してジャックを追う。
ヴィクトリアが保身のために幼いアマンダを見捨てたことを知って怒りに駆られたジャックは、グレイソン邸へ乗り込み、ヴィクトリアを脅す。コンラッドはそれをきっかけに、シャーロットの父親がデヴィッド・クラークであることを明かし、ダニエルにも「レイプではなく、二人は長いこと不倫関係にあった」とばらしてしまう。しかし、子どもたちの心情を全く考慮しないコンラッドの言動に怒ったエドワードは、コンラッドからグレイソン・グローバルのCEOの座を取り上げ、ダニエルに委ねると宣言する。
エミリーが海辺の家に戻ってみると、家の中が荒らされており、床下の隠し場所が開けられていた。そこには「婚約披露パーティーにエミリー・ソーン(現アマンダ)が出席する」と書かれたカードが残されていた。

Episode13「覚悟」"Commitment" 2013年6月11日(火)放送

シャーロット・グレイソンの実の父親はデヴィッド・クラークだった。その事実はエミリーの工作によってコンラッドの知るところとなり、ヴィクトリアは離婚協議で窮地に立たされる。発端となったのはエミリーがメイソン・トレッドウェルの家から盗み出した取材テープ。トレッドウェルの家に放火しテープを盗んだのはアマンダ・クラークだと睨んだヴィクトリアは、リーという男を雇って彼女の私物を探らせる。ジャックの部屋に忍び込んだリーは、偶然やって来たジャックと揉み合いになる。ジャックはケガをして病院へ。復讐のためにジャックを巻き込んだとエミリーを責めるノーラン。アマンダはエミリーの説得を受けてハンプトンを去る。エミリーは今までのやり方を反省したが、赦しがたいヴィクトリアのウソによって彼女の怒りは再び激しく燃え上がる。そしてヴィクトリアに報復すべく、息子ダニエルとの結婚に向け決意を新たにするのだった。

Episode12「汚名」"Infamy" 2013年6月4日(火)放送

ダニエルは母ヴィクトリアを心配し、グレイソン邸へ戻ることにする。離婚裁判でヴィクトリア側に立つ弁護士ライアンは、グレイソン・グローバルにおけるヴィクトリアの利益を守るため、ダニエルの信託財産の凍結を解除するよう、ダニエルから父コンラッドに進言させる。ヴィクトリアの所有株とダニエルの所有株を合わせればグレイソン・グローバルを支配できるからだ。しかしコンラッドは、信託財産の預金口座の凍結は解除するものの、全面的な権限の移譲には「ダニエルが三〇歳になるか、結婚したら」という条件を新しく設定する。ダニエルはそのこともあり、エミリーとの結婚への決意を固める。
一方、エミリーは、作家メイソン・トレッドウェルへの復讐に着手する。メイソンはかつて無実の罪を着せられた父デヴィッド・クラークを取材し、当時九歳の少女だったアマンダにも話を聞きに来たジャーナリストだった。しかしメイソンはグレイソン夫妻が約束した名声に目がくらみ、デヴィッドとアマンダが訴えた真実ではなく、グレイソン夫妻の言い分を全面的に肯定した著作「ソサエティ・コネクション」を出版。本は売れ、メイソンは巨額の富と名声を得たのだった。
エミリーはアマンダとノーランの協力を得て、メイソンに一度だけチャンスを与える。ヴィクトリアの屋敷で開かれる読書会で真実を話さなければ破滅させる、とアマンダに脅しをかけさせたのだ。しかし読書会の日、ヴィクトリアからも圧力を受けたメイソンは逆らうことが出来ない。
エミリーはメイソンの屋敷に忍び込み、メイソンがもうじき出版を予定していた回想録の原稿に火をつける。メイソンはタイプライターで原稿を書く主義で、完成するまではコピーを取らないのを自慢にしていた。メイソンは原稿と共に炎上する屋敷を見て泣き崩れる。
帰宅したエミリーは、メイソンの家から奪ってきたデヴィッドの取材テープを見て驚愕する。デヴィッドが言うには、シャーロットは、ヴィクトリアとデヴィッドの間に出来た子かもしれないのだ。

Episode11「強迫」"Duress" 2013年5月28日(火)放送

ノーランと和解したエミリーは、画像データが記録されたノーランの隠しカメラをタイラーの元から取り戻す。実はタイラーは重い心の病を抱えていた。サンフランシスコで入院中、自分の主治医に暴行を加えて逃走しハンプトンにやってきたらしい。しかも今の彼は治療薬が切れていて極めて危険な状態のようだ。そのことに気づいたエミリーとノーランは、タイラーの兄アレクサンダーに連絡する。その夜、ダニエルの誕生パーティーにタイラーが現れ、エミリーに銃を向ける。あわやと言う時にアレクサンダーが到着。兄が弟の注意を引きつけ、その隙にジャックとダニエルがタイラーを取り押さえて警察に引き渡す。その際、タイラーのポケットから殺害されたフランク・スティーヴンスの財布が見つかる。それはエミリーが彼に罪を着せるために入れたものだ。一方、ヴィクトリアとコンラッドの間には離婚条件をめぐる仁義なき戦いが始まっていた。

Episode10「阻害」"Loyalty" 2013年5月21日(火)放送

かつてエミリーに武術を教えたタケダ・サトシは、障害物をひとつずつ取り除くよう、エミリーに助言する。現在、エミリーにとって邪魔者は二人。アマンダとタイラーだ。
エミリーは、アマンダには懐柔作戦をもって対するが、タイラーに対しては、ノーランが撮影したセックス・ビデオを利用して、「タイラーがノーランを強請って契約を得た」とダニエルに吹き込む。ダニエルからそのことを聞いたコンラッドは、タイラーを解雇しようとするが、タイラーは逆に、自分を解雇したら197便墜落の真実を暴露するとコンラッドを脅す。そのためコンラッドはタイラーを解雇できなくなる。
ヴィクトリアは離婚弁護士としてライアン・ハントリーを雇う。ヴィクトリアに反発するシャーロットは家を出て、父コンラッドと共に暮らすことを選ぶ。タイラーの企みが心配になったダニエルは、エミリーの家を出てグレイソン邸に戻る。
エミリーは海辺の家でただ一人、復讐に思いを馳せる。タケダ・サトシはエミリーがダニエルを愛していることに気づき、「これ以上は協力できない」と言い残して去る。またノーランも、復讐のためならタイラーと自分のセックス・ビデオを平気で利用するエミリーに愛想を尽かし、エミリーに背を向ける。

Episode9「秘密」"Suspicion" 2013年5月14日(火)放送

ダニエルはエミリーと暮らし始め、コンラッドは出て行き、グレイソン邸に残るのはヴィクトリアとシャーロットだけになった。そんな折り、グレイソン邸では新規投資家を集めてのパーティーが開かれることになり、コンラッドはダニエルとタイラーを競わせることにする。
タイラーに疑念を抱くノーランは、隠しカメラを仕掛け、自分がいない間のタイラーの行動を盗撮。オープン・アームズの総会でリディアが読むはずだったスピーチ原稿をタイラーが手に入れていることを知る。そのスピーチ原稿では、コンラッドとヴィクトリアがデヴィッドをはめた経緯が暴露されていた。興味を抱いたタイラーは、デヴィッド・クラークについてネットで調べ始める。
ノーランは、新規投資家としてタイラーに出資するとウソをつき、タイラーのプールハウスからスピーチ原稿を盗み出すことに成功する。 一方、アマンダはジャックに恋心を抱き、自分はアマンダ・クラークだと告げ、このままハンプトンに居続けようとする。
タイラーがリディアの原稿を読んでしまい、デヴィッド・クラークについて興味を持ったことと、アマンダがハンプトンを出て行こうとしないことは、エミリーにとって想定外であった。窮地に追い込まれたエミリーは、サトシ・タケダに連絡を取る。サトシ・タケダは、少年刑務所のスタイルズ所長が紹介してくれた日本人で、エミリーに復讐の手ほどきをしてくれた人物であった。
また、コンラッドはリディアをグレイソン邸から連れ出し、安全な場所に匿う。デクランとシャーロットは共謀し、破局したふりをしてヴィクトリアを欺き、手切れ金として大金をせしめる。

Episode8「記憶」"Treachery" 2013年5月7日(火)放送

ヴィクトリア・グレイソンの依頼でエミリー・ソーンの過去を調査していたフランク・スティーヴンス。彼はエミリー・ソーン(元アマンダ・クラーク)の秘密を知り、その直後アマンダ・クラーク(元エミリー・ソーン)に殴殺されてしまった。エミリーとアマンダが出会ったのは少年刑務所。二人は出所後にお互いの名前を交換したのだ。フランク殺害直後、アマンダはエミリーの元に向かう。エミリーは彼女に新しい名前とパスポートを与えて海外に逃そうとするが、アマンダはハンプトンを離れようとしない。一方、ヴィクトリアはグレイソン家で孤立を深めていく。夫コンラッドとは別居し、息子ダニエルは恋人エミリーの元へ去り、娘シャーロットとはすでに断絶状態になっていた。

Episode7「虚偽」"Charade" 2013年4月30日(火)放送

コンラッドとヴィクトリアは結婚二十五周年(銀婚式)を迎えるに当たり、家族と親しい友人だけのディナーを計画する。タイラーはアシュリーを誘い、シャーロットはデクランを誘う。しかし、コンラッドとヴィクトリアの仲は修復不可能になっており、銀婚式のディナーの夜、ついに二人は決裂、コンラッドは屋敷を出て行き、リディアの病室へと向かう。リディアは意識を取り戻す気配を見せる。一方フランクは、エミリーの過去を探りに、エミリーが二年間入所していた少年刑務所を訪ね、スタイルズ所長から話を聞き出そうとする。スタイルズはエミリーを守るが、フランクは夜間、スタイルズのオフィスに忍び込み、エミリーの過去のファイルを発見する。フランクは少年刑務所でエミリーと同室だったアマンダ・クラークを突き止め、実はエミリーが本当はアマンダで、アマンダがエミリーだということ、二人が名前を交換したことを探り出す。アマンダはフランクを殺し、ハンプトンにエミリーを訪ねて来て警告する。一方タイラーは、同性愛者に体を売って生活費を得ていたことをノーランに知られ、父親の会社が破産して巨額の借金を抱えており、タイラーに一家の再興がかかっていることを打ち明ける。タイラーはノーランと関係を持つ。タイラーはアシュリーにも同じ話をし、「自分は必ずコンラッドの信頼を勝ち得てのし上がってみせる」と宣言する。シャーロットはデクランと結ばれる。

Episode6「誤算」"Intrigue" 2013年4月23日(火)放送

コンラッド・グレイソンの愛人リディア・デイヴィスがマンションの屋上から転落し昏睡状態になった後、コンラッドのパソコンに匿名で映像データが送られてきた。そこに映っていたのは彼の警備責任者フランク・スティーヴンスがリディアと激しく争う様子だった。二人は階段を駆け上って姿を消し、やがてリディアの悲鳴に続きドサリと言う音が聞こえてくる。これを見たコンラッドは、リディアの転落は自殺未遂ではなくフランクによる殺人未遂だと確信。フランクに多額の退職金を与えて解雇し、なるべく遠く離れた土地へ行くよう伝える。実はその映像はエミリーがフランクを失脚させるべくノーランに依頼して送らせたものだ。ところがフランクは引き下がらない。コンラッドの妻ヴィクトリアに思いを寄せていた彼は、彼女の信頼を取り戻すべく動き出す。そして映像を撮影したのがノーランであることを突き止める。ヴィクトリア主催のパーティーの当日、ノーランは会場でフランクに捕まり痛めつけられる。怯えきった彼はエミリーに対し、これ以上彼女の復讐作戦に荷担しないと伝える。そんな二人の様子を物陰から見ていたフランクはエミリーへの猜疑心を募らせる。一方エミリーとタイラーはグレイソン夫妻の息子ダニエルを巡って対立を深め、一触即発の状態になっていた。

Episode5「悔恨」"Guilt" 2013年4月16日(火)放送

アシュリーは失態を取り戻すため、エミリーの助言を容れて、慈善団体オープン・アームズの総会で、グレイソン夫妻が表彰されるように根回しをする。ヴィクトリアは、197便の墜落に対して深い罪悪感を感じており、その罪悪感を消すために今まで慈善活動に励んできたのだ。
一方、「食事はキャンセル」と嘘をついてダニエルとエミリーの仲を裂こうとしたタイラーは、夏休みの間、コンラッドのオフィスで働くことに決める。そしてコンラッドとヴィクトリアの口論を盗み聞きし、ダニエルにコンラッドがリディアと不倫していることを教える。ダニエルは驚き怒り、父親に対して不信感を抱く。しかしエミリーと話し合ったことで、食事キャンセルの件の誤解は解ける。
ノーランは、エミリーを守るために隠しカメラを仕掛けるが、エミリーはそれをリディアの物と勘違いし、リディア宅に送ってしまう。
離婚が成立したリディアは元の暮らしに戻りたい、海辺の家を取り戻したい、と願っていた。リディアはヴィクトリアとの仲直りを画策し、コンラッドを、「協力しないならあなたとヴィクトリアが墜落テロ事件に関与していたことをばらす」と脅す。ところがリディアは、コンラッドが腹立ち紛れに床に投げ捨てた写真、二〇〇三年のグレイソン・グローバル新年会の写真に、ケータリング業者の従業員としてエミリーが映っていることに気づいてしまう。一部始終を隠しカメラで見ていたノーランがエミリーに連絡、エミリーは放っておけば自分の正体が露見する大ピンチを悟る。エミリーはノーランに対処を頼む。同時にヴィクトリアとコンラッドも、リディアの対処をフランクに一任していた。
「オープン・アームズ」の総会の席上、グレイソン夫妻の悪事を暴露する予定でいたリディアだが、ヴィクトリアから仲直りを持ちかけられ、スピーチの内容を変える。しかしヴィクトリアから「仲直りは表面上だけだ」と言われたリディアは、傷ついて自宅へ戻る。待っていたのはフランク。フランクはリディアを殺してしまう。
その後、リディア宅を訪れたノーランは、エミリー(当時はまだアマンダ・クラーク)の名前が記載されたケータリング業者の従業員名簿がファックスされてきていたのを取り戻し、エミリーの正体が露見するのを防ぐが、フランクがリディアを殺したことも知ってしまう。
一方、ヴィクトリアに対する怒りが収まらないシャーロットは、コンラッドがヴィクトリアのご機嫌取りに贈った高級車でデクランとドライブに出かけ、スピード違反で捕まる。ダニエルは両親に内緒で妹を引き取りに行き、そこでジャックに会い、ストアウェイでバーテンダーとして働かせてくれるよう頼む。その夜、ダニエルとエミリーは結ばれる。

Episode4「告白」"Duplicity" 2013年4月9日(火)放送

ミシェル・バンクス医師はハンプトンの金持ちマダムたち御用達の精神科医。エミリーも患者の一人だ。実はミシェルには暗い過去があった。彼女はかつて裁判所に選任されて低い報酬で仕事をする児童心理学者だった。幼いエミリー(アマンダ)を担当していた時、ヴィクトリアから開業させてやると持ちかけられ、その見返りとしてエミリーを施設に閉じ込め父デヴィッドに会わせないようにしたのだ。ヴィクトリア主催のお茶会当日、エミリーはプレゼンテーション用のDVDをすり替え、ミシェルが密かに録画していた映像が流れるようにする。ヴィクトリアはカウンセリングを受けている最中の自分たちの様子が録画されていたと知って激怒。その場でミシェルを恫喝する。その直後、ミシェルは何者かによって連れ去られ、ヴィクトリアにも誘拐の嫌疑がかかる。ほどなくミシェルは監禁されていた倉庫から救出されるが犯人は不明のままであり、一生怯えて暮らすことになりそうだ。一方、タイラーは親友であるはずのダニエルとエミリーの仲を引き裂こうと画策していた。

Episode3「密告」"Betrayal" 2013年4月2日(火)放送

エミリーは、父デヴィッドを陥れた一人であるトム・キングズリー上院議員への復讐を計画。トムと愛人とのセックス・ビデオを手に入れ、ノーランの協力を得て、その動画をトムのタブレットへと送りつける。すべてを察したトムは政界からの引退を発表する。しかし、トムへ動画を送るのに使われたIPアドレスは、コンラッドのパソコンのものであった。そのことをフランクから知らされたコンラッドは、トムに復讐する強い動機があり、自分のパソコンにアクセスできる人間として、ヴィクトリアを脳裏に思い浮かべる。 ダニエルはエミリーに自分の過去を告白。去年の夏、サラという女性と付き合い、交通事故を起こしたこと、サラは脊椎骨折で今でも後遺症に苦しんでいること、を告げる。両親からサラに会うことは禁じられていたが、ダニエルはエミリーに勧められ、サラに会いに行く。そのときの写真を見たヴィクトリアは、エミリーへの疑いを一層強めて行く。 デクランはノーランの助けを借り、アダムへの復讐の準備を進める一方で、シャーロットにアプローチする。 また、ハーバードのダニエルのルームメイト=タイラーがグレイソン邸に現れ、アシュリーに恋心を抱く。

Episode2「崩壊」"Trust" 2013年3月26日(火)放送

ハンプトンでポロの競技会が開催され、会場にはダニエルを応援するグレイソン一家の姿があった。そのそばにはウォール街で最も高い収益率を誇るヘッジファンドの創業者=ビル・ハーモンがいた。ハーモンはかつてグレイソンらと共謀し、エミリーの父デヴィッドを陥れたひとりだ。しかも彼はデヴィッドにとって長年の親友でもあったのだ。会場に現れたエミリーはハーモンに接近。後日、彼の前でオールコム・セルラー≠ニいう中国企業に興味があるかのように装い、株式に投資するつもりだと伝える。その頃ウォール街ではノーラン・ロス率いる半導体メーカーノルコープ≠ェオールコムと契約するという噂で持ちきりだった。ハーモンはノーランと親しげにしているエミリーの言葉を鵜呑みにし、オールコム株を大量に買い付ける。ところがその直後ノルコープが契約を結ぶのは別の会社であることが判明しオールコム株は急落。ハーモンの会社は一日で巨額の損失を出し、エミリーの工作によってその事実はたちまち外部に知れ渡る。かくして彼のヘッジファンドは破綻し、ビル・ハーモンはエミリーの復讐の犠牲者第二号となる。

Episode1「幕開け」"Pilot" 2013年3月19日(火)放送

幼い頃に父と引き離され、荒んだ子供時代を過ごしたアマンダ・クラーク。父デヴィッドは信じていた仲間の策略にはまって無実の罪で終身刑となり、失意のうちに亡くなった。父の死から6週間後、18歳になったアマンダの前に父の友人だったIT企業社長ノーラン・ロスが、形見の品を届けにやって来る。彼女はその日からノーランの会社の大株主となり、父が遺した情報を元に復讐を誓う。やがてアマンダは美しく洗練された女性エミリー・ソーンとなって、父の敵(かたき)を討つべく富裕層の避暑地ハンプトンへ乗り込む。エミリーの隣人は父を追い落とした主犯格であるグレイソン夫妻。夫のコンラッド・グレイソンは父が勤めていたヘッジファンドの社長、妻のヴィクトリアはハンプトン社交界の女王的存在だ。エミリーが借りたのは敵の一人リディア・デイヴィスが夫マイケルと共に所有するビーチハウス。デイヴィス夫妻はマイケルの浮気が原因で現在、離婚調停中だ。ところが実はリディアの方もコンラッドと逢い引きを重ねていた。そのことはエミリーの工作によってヴィクトリアの知るところとなり、リディアはハンプトンを追われて復讐の犠牲者第一号となる。その直後エミリーに不信感を抱いたヴィクトリアは、彼女の身元を調べ始める。

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