授業風景

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堺市立槇塚台小学校

2011年2月17日

授業風景01

ニュースや番組ができるまで

授業対象5年生2クラス(55名)

講師朝日放送の広報担当者、報道局デスク、カメラデスクの3名

写真初めての「出前授業ABChan(えびちゃん)教室」は、堺市立槇塚台小学校の音楽室で、5時限、6時限目を使って開かれました。対象は5年生2クラス55人。講師は、朝日放送の広報担当者と報道局のデスク、カメラデスクの3人です。

まずは放送局での挨拶から。放送局ではなぜか朝も昼も夕方も「おはようございます」から始まります。児童たちからは、「へぇー」という声が…。そして番組はどのように作られているかのお話へ。朝日放送のお仕事をまとめたVTRを見ながら、プロデューサーやデスク、ディレクター、記者の役割について説明し、その他にもフロア・ディレクター、タイムキーパー、美術などたくさんのスタッフが番組を支えていることを理解してもらいました。

「ニュースでは何が大事ですか」

その後「ニュースが放送されるまで」のVTRを見てもらい、報道のデスクが「ニュースでは何が大事ですか」と生徒たちに質問すると、「正確さ」「分かりやすさ」の答えが返ってきました。5年生は既に「テレビのニュースができるまで」を学んでいるとはいえ、「的確な」答えに講師も感心!

写真児童が最も関心や興味を示してくれたのは、「ニュースの体験」でした。
インタビュアー役とインタビューされる人に分かれてカメラを使ってのインタビューや実際のニュース原稿とVTRを使っての「ニュースの放送体験」。アナウンサー役、カメラマン役、スイッチャー役などを分担して「放送体験」をしてもらいました。アナウンサーが決められた時間通りに原稿を読む難しさや原稿に合わせてスイッチを切り替えるタイミングなどを「実感」した児童たちは、「面白かった」と目を輝かせてくれました。

最後にお教えしたのは「ニュースの見方」。ニュースは事実を伝えるけれど、起こった出来事の全てを伝えているわけではない。ニュースで伝えられた事実以外にも、いろいろな事実があることを理解しながら、ニュースを見て欲しいと説明しました。