授業風景

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三田市立狭間小学校

2011年11月18日

授業風景07

番組制作に関わる仕事にはどんなものがあり、何人くらいいるのだろう?

授業対象5年生2クラス(53名)

「テレビ番組制作にかかわる仕事あれこれ」

写真この日の講師は、テレビのバラエティー番組を制作するプロデューサーとディレクター。「1つの番組を作るのに、企画段階から実際の放送までに、どれだけたくさんのスタッフがかかわっているか」ということを知ってもらうために、巨大パネルと、クイズの正解の♪ピンポーン♪、不正解の♪ブブー♪という効果音がでるプロ仕様の機械を持ち込んで、クイズ番組さながらに説明しました。

「クイズ番組で使える問題を考えよう」

次に、児童たちに、クイズ番組で出題できそうな問題とその答えを考えてもらって、実際にクイズ大会をしてみました。
クイズ番組に使える問題には約束がいくつかあります。
「答えが1つであること」「答えが耳で聞いてわかりやすいもの」
「答えはプライベートなことではなく、世間に知られているものであること」
など。
さらに、クイズ番組の問題を作るためにも、問題を作る人、その正解について間違いがないか調べる人など、とても多くの人がかかわっていることもあわせて学びました。

「コントを撮影してみよう!」

写真今回の出前授業の目玉は 講師であるディレクターがあらかじめ作った台本に基づいて、児童と先生全員で1分半程度のコントを撮影し、その場で編集して仕上げよう…という物。
児童たちはとても利発的で、自ら演者や撮影スタッフに立候補する人が続出!スタッフがサポートする形で、みんなに撮影機材も操作してもらい、監督である講師の指示に沿って撮影を進めていきます。
「カット割り」といって、どのアングルでどんなふうに撮るか…という監督の計画に基づいて、同じアングルで撮る部分をまとめて撮影していくため、台本通りには撮影せず、児童たちは何が起こっているのかチンプンカンプン。それでも、みんなの協力のもと1時間ほどで撮り終えました。

写真今度はその映像と音声データをパソコンにとりこんで編集します。待つこと20分!ついさっきこの場所で撮影していた物に、効果音や字幕テロップがつけられ、とても楽しいコントができあがり、大爆笑しながら鑑賞しました。
担当した講師は「子どもたちが、まだまだテレビに興味を持っていることがわかり、仕事をもっともっとがんばろうと思った」と話してくれました。
番組制作には「縁の下の力持ち」がいること、たった1分の映像でも何時間もかけて撮影していることなどを忘れないでくださいね。