放送芸術学院専門学校
2017年4月12日
114
新入生 106名
放送業界が求める「即戦力」を育てる専門学校に、この春入学してきた新入生たち。
そんな彼らの登校初日・最初の授業を昨年に続き今年も担当、カメラマン・ディレクター・プロデューサーと様々な経験をしてきた大ベテランの藤井(OPEN↑推進部)が、未来の放送人へ、仕事に対する心構えを説くとともに、大いにエールを送りました。
⇒授業風景83はこちら
「カメラマンはモテるで!つかみでカメラマンの精鋭たちの仕事風景を紹介しながら「いくらディレクターや記者がイイ企画や原稿を書いても、それを生かすのは映像だ!」「カメラマンによって表現方法が違うし、100点満点はない!」「映像の奥深さは、実におもしろい!」と熱く話しました。
カメラマン志望者も多く、プロのカメラマンになるには、体力・頭脳・センスと余程の覚悟が必要!少し厳しめの話でしたが、カメラマンが魅力的であることは伝わったと思います。
一方、音声技術については「ミュージシャンの出したい音に、いかに忠実に近づいてミキシングできるかが醍醐味!」と、現場の音声さんの生の声を伝えました。
また、「照明によってどうにでも映るので、大女優さんは昔から照明さんを大事にしていた」ことや「編集マンは最初の視聴者であり、編集さんが面白くない、長すぎると感じたなら、その感覚をディレクターも尊重し考慮する!」などと、放送にまつわる色々な仕事の魅力を話しました。
さらに「生放送には決断力が必要!一人でやる仕事はほとんどなく「one for all, all for one」の精神が大事!個人のスキルアップ無くして、チームワークなんて生まれない!」という言葉は、とても学生たちの心に響いたようで、授業後の感想リポートにも多く書かれていました。
今年の卒業生の中には、朝日放送グループ会社の(株)アイネックスに入社した学生もおり、将来、私達と一緒に仕事をする可能性も視野に入れて、エールを送る意味で授業をしました。」
また、この授業の様子を「TV番組技術コース」の2年生が収録し、その映像を『マンスリーABC』で使用しました。
プロのカメラマンを目指す学生にとっても、貴重な経験になったことでしょう。
- 今、私が目指している世界は甘くない厳しい世界だということを改めて実感しました。
- 2年間頑張っていく決心を改めてさせてもらった授業でした。
- 自分の将来どうするかの選択の幅が広がりました。