大阪府立東淀川高等学校

2018年6月28日

授業風景135

授業対象幼児教育コース2年生 21名

写真 社会で働くこと、夢をかなえることについて、教員だけでなく、社会で活躍している人の「ほんもの」の話を聞かせたいと応募がありました。
そこで今回は、ほとんどが女子生徒ということもあり、自身も子育てをしながら働く堤(OPEN↑推進部)が、これまでの体験を語りました。

写真 「高校2年生という、これから先の人生を選択するにあたり非常に重要な時期を迎えている皆さんに、どのような話をしたら良いのかとあれこれ悩みました。
まずは、私が入社して最初に体験した報道カメラマンの仕事についてお伝えしました。
しかしそれから、自分はさまざまな部署や仕事、さらに出産を経験して現在に至ります。
幼児教育を学ぶ皆さんには、ぜひそのような話もすべて聞いていただきたいと思いました。

写真 皆さんは授業の間ずっと真剣に耳を傾けてくれ、自身の夢について「教育の道に進みたい」と教えてくれた生徒や、「育児休暇を取得した後に仕事に復帰する際、何か困ったことはありましたか」としっかりとした質問をくれた生徒も居ました。
普段から勉強し、将来の働き方について真面目に考えているからこそ出る質問だと思います。

写真 授業の後、担当の家庭科の先生より「子供達が考える良い機会になりました。これからたくさんの可能性や選択肢があること、どんな仕事にも楽しいことやしんどいこと、やりがいがあることに改めて気付いたようでした。これから自分がやるべきことを探していってくれると思います」と、嬉しい感想をいただきました。

今回の出前授業では、テレビやラジオ、ABCのことについて知ってもらう事はもちろんですが、それ以前に自分がひとりの働く人間として、何かひとつでも生徒の皆さんの心にひっかかるようなメッセージを伝えられていたならば、それほど嬉しいことはありません。ありがとうございました。」