守口市立錦小学校

2018年10月16日

授業風景138

授業対象5年生 106名

写真 小学5年生の社会科の授業にリンクする放送局の仕事やメディアリテラシーの授業にプラスして、「報道記者の苦労話」も聴かせて欲しいとのご要望を受けました。
そこで今回は、今年6月に発生した大阪北部地震や9月に日本上陸した台風21号で現場からの生中継を担当していた2年目の佐藤江里子記者が講師になりました。

写真 「100人以上の子どもたちを前にドキドキしていたのですが、始まってみると楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
テーマは、私が担当している「災害」。

大阪北部地震、西日本豪雨、台風など、今年相次いで起こった災害の現場で、どのように取材をしたか、何に気をつけていたか、実際にオンエアした映像を見てもらいながらお話ししました。

写真 その中で「大阪北部地震のときはどうしていた?」と聞くと、「学校が休みだったから寝ていた」「地震で起きた」。
子どもたち自身が経験した災害だったので、他人事ではなく自分のこととして考えられたようで、報道記者が災害時にどういう仕事をするのか、真剣に聞いてくれました。

写真 「災害記者の7つ道具はなんでしょう?」と題したクイズでは、「はい!はい!」と元気よく手が挙がりました。
さすがは大阪の子どもたち。
しっかりボケながらも、カッパや長靴などの基本アイテムから、大雨のときにスマートフォンを入れて操作できる「ジップロック」まで全問正解!
そのあと流した台風21号の中継映像で、紹介した道具を早速発見していて「よく見ているなぁ」と驚きました。

写真 授業を通して子どもたちのまっすぐな反応や言葉に直接触れたことで、「放送を見てくれる人の心に届くような取材をしたい」「災害時に命を守る放送をしたい」という気持ちに改めて気づきました。

写真 授業後に駆け寄って来た子どもたちが「わかりやすかった!」「将来、記者になりたい!」と言ってくれたときは、本当に嬉しかったです。
いつか一緒に仕事をする日を楽しみにこれからも頑張ります!」

写真 全身汗だくになりながら熱く児童に語りかけた佐藤記者。
児童だけでなく、校長先生はじめ先生方も大きく頷きながら聴いて下さいました。
これから学習する社会の授業「情報と私たちのくらし」の予習として役立てていただきました。ありがとうございました。

みんなの感想
写真
  • 報道記者はテレビを見る人のことを考え、人々に最新情報をおとどけする”すごい”お仕事ということがわかりました。
  • 大切にしていることで「命を守る放送」ときいたときは「すばらしいお仕事をされているんだなぁ」と思いました。私もそんな命を守る仕事がしたいと思いました。

みんなの感想