授業風景

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香芝市立香芝東中学校

2018年11月14日

授業風景140

授業対象1年生 215名

写真 中学2年生に進級すると「職場体験」の授業が待ち構えている1年生たちに、「キャリア教育」の予習の意味で、働く社会人の生の声を届ける授業をしているとのこと。
昨年までは、様々な職種の方々がいらして、生徒達が別々に話を聴いていましたが、今年は初の試みとして、200名を超える生徒全員に同じ話を聴かせたいと、話の上手なアナウンサーを希望されました。
そこで、テレビやラジオで活躍している北村真平アナウンサーが講師になり、放送局の仕事、特にアナウンサーの仕事について熱く語りました。

写真 「キャリア教育に熱心な中学校と聞いて、「すごいなぁ。自分が中学生のときはそんなこと考えてなかったなぁ…。」と上手く話せるか不安でした。
今回のテーマは、「アナウンサーの仕事内容とその魅力」。
子どもたちは熱心に話を聞き、沢山質問を投げかけてくれました。時間をオーバーしちゃうほど。

写真 すると、子どもたちに向けて話をしている中で気付かされることもいっぱい出てくるんです。
なぜ自分がアナウンサーになりたいと思ったのか。
そういえば中学生の頃、深夜ラジオが好きでよく聴いていたな。
テストや受験勉強で大変なときに支えてもらったあの頃の経験が今に結びついているんだとあらためて感じました。
なので、子どもたちにも今好きなことを全力で楽しんでほしい。
それがいつか将来の仕事を考えるヒントになる、ということを伝えたいと思って話しました。

写真 ちなみに授業当日は22時からABCラジオ「よなよな…」の生放送。
誰も聴いてないかなぁ…と思いつつ「聴いたことある人?」と問いかけると、約200人いる中でたった1人女の子が手を挙げてくれました!よかった…。
「ぜひ今夜聴いてみてください!!」と懸命に宣伝して学校を後にしました。
するとその夜、3人の生徒さんから番組にメールが!!
将来の仕事を考えるきっかけになった、これからはラジオも聴いてみたい等、熱いメッセージを届けてくれました…(泣)。
人に何かを伝えるということの素晴らしさをあらためて感じ、「あれ、自分の方が沢山教えられちゃったのでは…」と感じた一日でした。」

写真 得意のダンスを披露する等、生徒たちとの距離を縮めながら、広い体育館を縦横無尽に駆け巡りながら語りかけた北村アナウンサー!
生徒たちも「今の自分の先に、未来の自分がいる」とのメッセージを熱く受け止めていました。