富田林市立明治池中学校

2019年2月26日

授業風景147

授業対象1年生 83名

写真 ニュース番組体験も込みで「キャリア教育」をして欲しいとのご要望でした。
そこで、いろいろな現場を渡り歩いた編成部の吉本さんが講師になり、中学生向きの授業をしました。

写真 今は編成部におりますが、正直社内でも「どんな仕事してんの?」とよく聞かれます。
アナウンサーでもなければ、ディレクターでもカメラマンでもない・・・確かにわかりにくいよな〜。と、悩んでいても仕方ないので、編成部の仕事と切っても切り離せない「視聴率」の話をストレートに伝えました。

写真何のために視聴率があるのか、世代によって視聴率が高い番組がかなり違うこと、新聞のテレビ欄に見る視聴率獲得への戦略など、ライバル局の大人には絶対知られたくないヒミツを、中学1年生のみんなには結構喋っちゃいました。

写真 ただ、途中ちょっと焦ったのは、マジメに話せば話すほど、シ〜〜ンとなること。
『やっぱりテレビ離れか・・・』と心が折れそうになりましたが、よ〜く見てみると誰もウトウトせずに、じっと私のことを見てくれていました。
視聴率100%!
昼からの授業で眠いはずなのに、ありがとうございました。

写真最後に、生徒さんから頂いた感想文から。
「スマホばっかり見ずにテレビを見ます」・・・早く戻ってきてね!
「仕事でつらいときほど笑顔で」・・・大事なこと、忘れていました。


また、吉本さんとチームを組んで働いている編成部新入社員の足立さんも一緒に講師を担当しました。
年齢が生徒たちと一番近いということもあり、とても現実的に感じられる話をしてくれました。


写真テーマは「キャリア教育」。
私が中学生の頃の将来の夢を思い返すと、宇宙飛行士を目指してみたり、古典の先生を目指してみたり・・・いろいろなことに興味を持ってきましたが、テレビ局で働くことは想像もしていませんでした。

写真自分が将来どうなっているかは自分にもわからないと思います。
だからこそ「今の経験」を大切にしてほしい、ということを、私の体験からお話しさせていただきました。
少しでも等身大の話が刺さってくれたらなぁ、と。

写真思っていた以上に皆さん真剣に聞いてくれましたし、視聴者となる方との接点も貴重でした。
私も人に語れるようなキャリアを積んで、是非またこのような機会をいただきたいです!

写真思春期に入った生徒たちは、小学生よりシャイでしたが、後日いただいた感想文は、さすが中学生!と唸らせてくれる内容でした。

みんなの感想
写真
  • 中学の時に思ってもいなかった職業についていたと聞くと、ぼくは将来どんな仕事をしているのかワクワクしてきました。
  • 「今を大切に」という言葉が、とても心に残りました。
  • 今は夢がなくても、これからの人生でいろいろ発見したり、やりたいことが出てきたりすると聞いて、とても安心しました。
  • 編成部は視聴率を上げるための時間割などを考えるのが、やりがいのある仕事だなと思った。
  • テレビ局で働くといっても、いろんな部に分かれていて、どの部もとても大事なんだと思いました。
  • 僕が一番いいなと思ったことは、「おはよう朝日です」メイキング映像で、本番が終わってみんなで笑いあっているところです。裏方の人もみんなで喜びあっていて、とてもほっこりしました。

みんなの感想