大阪市立塩草立葉小学校
2020年2月27日
159
5年生 59名/先生 2名
新型コロナウィルスの影響で危ぶまれた今回の出前授業でしたが、今年度最後の授業に行ってきました。応募してくれた担任の先生が「うちの主人も45歳でまだラグビーをやってます」という一言で話の内容は一瞬できまりました。
高校野球の生中継では、中継ディレクターが指示を決断して声を発しないと、カメラマンも音声もスイッチャーもサブのCGも誰も動けない事。それぞれの持ち場の人間が最高のスキルを発揮して一つになってこそ、視聴者に響く中継になる事。これが「ワンチーム」。チームワークは仲良しクラブではない事などを伝えました。また「熱闘甲子園」では、アルバイトも含めて150人ものスタッフが働いていて、一つになって良い番組になる!ということも話し、ほとんどのメンバーが一緒に食事をともにするので「弁当の中身」を考える事も、プロデューサーの大事な仕事の一つで、夏の暑い大会期間中の“食”は大事!サラダや小うどん、豚汁など毎日工夫してメニューを考える事を説明しました。
よく先生方から「算数の勉強は将来何の役にたつの?」と生徒に聞かれるという質問を受けて、放送局の仕事は分単位ではなく秒単位であることから「計算は絶対必要」!生中継中でもパソコンが計算するのではなく、自分で計算をしないといけない場面がある事を力説していると、生徒から「計算を間違えて失敗したことはありますか?」と聞かれ「あります!」
ゴルフ中継のVTRを編集してる時、放送の15分前に全体の尺からCM分数14分を引くことを忘れていて、そこから必死で計算して不体裁だけは免れて冷や汗をかいた話をすると妙に納得した顔になりました。
放送局の内情のコアーな話にも、耳を傾けて聞いてくれた皆さんが頼もしく思えました!担任の先生の「大変興味深い話をありがとうございました!」の言葉に満足して終了しました。