和泉市立芦部小学校

2021年3月9日

授業風景160

授業対象5年生 117名/先生 3名

写真春めいてきた3月9日(火)の午後、和泉市立芦部小学校へ「出前授業」に行ってきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年2月末を最後に休講していた「出前授業」ですが、この2月に受付を再開。約1年ぶりのその最初の授業に、私たちも少々緊張気味です。

「『おはよう朝日です』について学びたいです」という生徒の皆さんからの元気な挨拶で始まった授業。
両クラスとも、まずはスタッフ紹介。私たちの会社のこと、系列局のネットワークのこと、さらに放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であることや、私たちに課せられた大きな社会的役割について説明しました。
そして、実際にどのようにして番組が作られているのか『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオを見てもらいました。

写真その後、最初のクラスは、スポーツ現場が長かった講師による「高校野球ができるまで」のビデオをみてもらい、1つの番組をつくるために“チームワーク”が大切なこと、生放送は時間との闘いで放送時間内にきちんと情報を伝える必要があるため、先を予測することや瞬時に時間の計算ができなければならないことなどを伝えました。

写真2つ目のクラスでは、生徒の皆さんが日ごろ「欲しいモノなど流行っている商品の情報をどのように得ているのか」を引き合いに、番組も見てもらうためにどのような活動をしているのか、番組宣伝の仕事について説明しました。彼らにどうやって情報を得ているのか聞いてみたところ、スマートフォンなどインターネットによる情報が中心だったことに改めて驚かされました。

そして両クラスとも最後は、生徒の皆さんからの質問コーナー。
「仕事をしていて大変だったこと、うれしかったことを教えてください!」「これからの夢はありますか?」「アナウンサーが急に休むことになった場合はどうする?」「有名人にあったことは?」「大きな放送事故は?」など、業界用語!?も飛び出し・・・。
時間の許す限り、皆さんからの質問に答えました。

写真新型コロナウイルスの感染拡大で、この1年、たくさんの学校行事も中止や延期になったと聞きました。短い時間でしたが、この「出前授業」が、彼らの良い“思い出”になってくれたら嬉しいです!