和泉市立槇尾中学校

2022年2月4日

授業風景166

授業対象生徒 2年生 28名/先生 5名

写真2/4(金)立春の日、暦の上では春ですが、まだまだ春というには遠い中、和泉市立槇尾中学校に出前授業に行ってきました。

写真まずはスタッフ自己紹介。そして放送局の内部がどうなっているのか「社内見学」ビデオをみてもらい、私たちの会社のこと、放送業界の歴史などを知ってもらいました。
放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であることや、私たちに課せられた大きな社会的役割についても説明。続いて、『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオも上映し、テレビ画面に映っていないところでどんな仕事があるのか、番組を放送するにはたくさんの仕事があり、それぞれに役割があって、スタッフが一丸となって毎日力を合わせて番組制作を行っていることを学んでもらいました。

写真約10分の休憩を挟み、後半は、事前にお願いした「エビシーSNSを使ったSDGsキャンペーン」の企画・立案という宿題の発表会です。
「SDGsって何?」今回の課題に取り組んでもらう前に、学校側では3〜4時間ほど、SDGsについて学ぶ時間を設けたそうです。そして、3〜4人ずつ9つのグループが、小型パソコンのアプリでグループごとにまとめられたものをスライド上映する形で企画を発表。
・差別や教育格差をなくそう!
・陸の豊かさを守るために作る責任使う責任を考える
・ものを大切にするキャンペーン
・1日1回プラごみを拾うキャンペーン
・節電でみんなをHAPPYにキャンペーン
などなど、教育、環境、フードロス、プラごみなど、私たちを取り巻く様々な問題に対し、小さな力でもみんなで実行すると大きな力になること、自分たちができること、意識を変えることの大切さを発表してくれました。各グループの発表ごとに、私たちからも感想や講評をコメントさせてもらいました。
今回のプレゼンを通して、生徒の皆さんが真剣に取り組んでくれたこと、そして「自分事」として捉え、SGDsのテーマである「誰ひとり取り残さない」ことを学んでくれたこと、少しでも考えるきっかけになってくれたことが何よりうれしかったです!どのキャンペーンも素晴らしい提案でした!

わたし自身、ボランティアで農業をしていることをお伝えし、その農業を体験することから、毎年のように起こる大雨や洪水などの自然災害について考えるようになり、米作りから食べ物の大切さを学び、食品ロスのことを考えるようになったこと、そして、すべては繋がっているということをお伝えしました。

写真写真

写真最後は、恒例の質問コーナー。
「おはよう朝日ですとおはよう朝日土曜日ってどうちがうの?」「正義のミカタの専門家の先生はどうやって呼んでくるの?」など鋭い質問も!
時間の許す限りお応えしました。


担当の先生から、生徒の皆さんが自信につながったことや笑顔で帰宅したとの報告を頂きました。
今回の授業を通じて、私たちメディアに課せられた役割を改めて認識した1日でした。