伊丹市立有岡小学校

2022年3月24日

授業風景169

授業対象生徒 5年生 131名/先生 8名

写真各地でさくら開花の便りが届き始めた3/24(木)。
本来なら・・・1/20(木)に実施予定で申し込み頂いたのですが、まん延防止等重点措置の発出により延期。一旦、2/22(火)に再設定したものの、再び延期・・・。一時は実施も危ぶまれましたが、生徒の皆さんや学校関係者の皆さんの熱い想いもあって、なんとか終業式の前日に伊丹市立有岡小学校へ出前授業に行くことが出来ました!

写真スタッフ自己紹介の後、私たちの会社のこと、放送業界の歴史、系列局のネットワーク、グループ会社のことなど一通り説明。そして、放送局は国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であることや、私たちに課せられた大きな社会的役割についてお話ししました。できれば会社にきてもらい社内を見学して頂きたいところですが・・・、このご時世、なかなか厳しい状況が続いていることもあり、「社内見学」ビデオを上映し、放送局の内部がどうなっているのかをみてもらいました。

写真上映後、「ABCキャラクターの名前はなに?」「ABCは災害などで停電しても何日間放送できる?」「ガレージに停まっていた大型車はなに?」といったクイズを出題。三択クイズでしたが、生徒の皆さんは元気よく正解の番号で手をあげてくれました!
クイズの後は、テレビ画面に映っていないところでどんな仕事があるのか、番組を放送するにはたくさんの仕事があり、それぞれに役割があることをお伝えしました。

10分の休憩後、『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオを上映。日々、スタッフが一丸となって力を合わせて番組制作を行っていることを学んでもらいました。朝起きて、普通にテレビのスイッチをONにするとみることができる朝の情報番組「おはよう朝日です」。生徒の皆さんが寝ている深夜から総勢80名以上のスタッフが力を合わせて、少しでも最新の情報をお伝えできるように準備しているという番組のウラ側を思い出しながら、これからも番組をみてもらえたら嬉しいです。

授業後半は、“宣伝”のことについてお話させて頂きました。
生徒の皆さんが手にする身近な商品、どのようにして情報を得ているのかをたずねてみたところ、「CMでみた」「ネットでみた」「友だちから聞いた」などなど、広告やコミュニケーションを通して商品を手にしているようです。そこで、私たちが制作している番組も商品である以上、番組を見てもらうためにどのような活動をしているのか。よく目にする番組CM、自局では放送できるけど、ライバル関係の他局では絶対に放送することがないため、ABCテレビを見ない人にどう知ってもらうかなど、新聞の広告、電車や駅貼りのポスター広告、インターネットやSNSを使ったり、記者会見を開いて取材してもらったりなど、幅広い人に情報をお届けしていることを説明しました。


写真写真

写真そして恒例の生徒の皆さんからの質問コーナー。
「放送中に咳が出そうになったらどうする?」「急遽、出演者が休まなければならなくなった時は?」「撮影中にアクシデントがあった時はどうしている?」と、なぜか“ピンチ”の場面に遭遇した時のことが気になる様子(笑)。一緒に授業に参加した元アナウンサーから、いくつかの事例などを交えてお答えしました。また「視聴率ってみんな気にしているの?」という質問も!営業・宣伝に長く携わっていた立場から視聴率の重要性についてもお答えしました。

最後に、私から「どんなことにも興味をもって、いろいろなことを学んでほしい!」とアドバイス。明日からの春休み、思いっきり楽しんでほしいです!