宝塚市立南ひばりガ丘中学校

2022年9月12日

授業風景170

授業対象生徒 174名/先生 12名

写真まだまだ残暑厳しい中、今年度最初の出前授業に小西陸斗アナウンサーと一緒に宝塚市立南ひばりガ丘中学校に行ってきました。

写真兵庫県にある市立中学校の2年生が、事業所やお店などで社会体験活動を通して、地域に学び共生や感謝の心を育む体験型カリキュラム「トライやる・ウィーク」。感染症拡大の影響により、3年ぶりに実施されるとお聞きし、今回は放送局で働く私たちの出前授業が少しでもお役に立つことができるのであれば・・・との思いで、会社のこと、系列局のネットワークのこと、放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であることや、私たちに課せられた大きな社会的役割について説明しました。

本来なら会社にきてもらいスタジオや副調整室などを見学してもらいたところですが・・・コロナ禍でなかなか厳しい状況でもあり、「社内見学」ビデオを上映。放送局の内部がどうなっているのかを知ってもらいました。続けて、放送局の仕事は多岐に渡っていることを学んでもらうため、番組がどのように作られているか『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオも上映。総勢80名以上のスタッフが毎日力を合わせて番組制作を行っていることなどテレビの画面には映っていない、まさに“ウラ側”を見てもらい前半の授業は終了。

写真授業後半は、進行を小西陸斗アナウンサーにバトンタッチ。

出前授業当日も「おはよう朝日です」のMCを務めてきた小西陸斗アナウンサー。アナウンサーは番組のMCを務めるだけでなく、ほかにも数多くの仕事があることや、これまでに携わった仕事などを通じて“アナウンサーの仕事や役割”について説明しました。授業当日の「おはよう朝日です」の番組内のスポーツコーナーで使用した実際のニュース原稿を持参。ニュース原稿を読むときのアドバイスを伝授した後、各クラスから1人ずつ前に出てきてもらって原稿読みに挑戦してもらいました!「めちゃくちゃ緊張した!」という生徒の皆さんでしたが、各々が自分の特徴を活かした原稿読みに会場全体が拍手に包まれました。さらにサプライズで先生にも体験してもらうことに。生徒の皆さんの拍手で促された数学を担当している先生に挑戦してもらいました!

写真写真

写真そして小西陸斗アナウンサーから「仲間を大切にしてほしい」「思い出をたくさん作って!」「相手を思う気持ち」「人を傷つけるような発言はしないように心がける」など、これから成長していく生徒の皆さんに“大切にしてほしい”ことを届けました。

生徒の皆さんからの質問コーナーでは、「巨大なエレベーターで何を運ぶの?」「遅刻したことは?」「アナウンスの実況はすぐにできる?」「仕事を通じて成長したところは?」などなどたくさんの質問をもらい、時間の許す限りお答えしました。

最後に明日からの「トライやる・ウィーク」に向けて、私たちから生徒の皆さんへ「ありがとうとごめんなさい」「とにかく楽しむ」「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」「あいさつ」の4つの心得をアドバイス。
授業の締めは、生徒を代表して「アナウンサーという仕事を知る貴重な時間に感謝」「放送局の役割や番組制作のウラ側など普段知ることができない部分を学ぶことができた」と挨拶を頂きました。


明日からの「トライやる・ウィーク」が素晴らしい経験になってくれたらうれしいです!