西宮市立高須西小学校
2022年9月26日
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生徒 48名/先生 3名
真っ青な秋の空がひろがる中、西宮市立高須西小学校へ出前授業に行ってきました。
今回、受講頂いたのは小学校5年生の生徒の皆さん48名。
まずは、3連休明けだったこともあり、3連休に何をして過ごしていたのか、聞いてみました。
サッカーなどのクラブ活動などの試合が多かったのでしょうか!?「試合~」と答えた生徒がいて「スポーツの秋」を感じました。中には、ABCテレビ「おはよう朝日です」のイベントに行ってきたという生徒も!
授業冒頭の自己紹介では、このエビシー教室を担当している私が、ボランティアで丹波篠山のお米農家のお手伝いをしている話をしました。最初は軽い気持ちでスタートした田植えや稲刈りも、年々大きくなる自然災害などを気にするようになり、地球温暖化・気候変動など考えるきっかけになったことなど、いろんなことに興味を持って視野を広げてほしい、と伝えました。
そして、会社のこと、系列局のネットワークのこと、放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であることや、私たちに課せられた大きな社会的役割について説明しました。本来なら会社にきてもらいスタジオや副調整室などを見学してもらいたところですが・・・コロナ禍でなかなか厳しい状況でもあり、「社内見学」ビデオを上映。放送局の内部がどうなっているのかを見てもらいました。
ここで一旦、休憩を挟み、後半の授業では・・・
実際に番組がどのように作られているか『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオを上映。番組を制作するには、プロデューサーやディレクター、フロアディレクターにタイムキーパー、カメラマン、音声に照明、スタイリストなどなど、いろいろな担当がいて、それぞれに役割があることを知ってもらいました。総勢80名以上のスタッフが毎日力を合わせて番組制作を行っていることなどテレビの画面には映っていない、まさに“ウラ側”を見ることで、放送局の仕事が多岐に渡っていることを学んでもらいました。
ここからは、「ABCは災害などで停電しても何日間放送できる?」「ガレージに停まっていた車は何?」「『おはよう朝日です』編集長の仕事が始まる時間は?」「放送する内容が決まっても新しいニュースや情報が入ってきたら?」「CM中にしていることは?」などなど、2つのビデオから10問の三択クイズを出題!生徒の皆さんに挙手してもらい答えてもらいました。ビデオでは紹介できなかった事例なども紹介しました。
最後は、生徒の皆さんからの質問コーナー。「朝早い仕事でしんどくないですか?」「なんでこの仕事を選んだの?」「おは朝は、なんで生放送なの?」などなどたくさんの質問をもらい、時間の許す限りお答えしました。
授業が終わり、教室を出るとランチタイム前ということもあり、炊き込みご飯のイイかおりが広がっていて「味覚の秋」を感じました。週末には運動会も開かれるとお聞きし、晴れることを祈って学校を後にしました!