西宮市立上甲子園小学校

2023年10月12日

授業風景180

授業対象生徒 99名/先生 5名

写真秋晴れの中、西宮市立上甲子園小学校に大野雄一郎アナウンサーと一緒に出前授業に行ってきました。
今回、受講頂いたのは小学校6年生の生徒の皆さん99名。

写真自己紹介の後、放送業界の歴史や私たちの会社のこと、系列局のネットワークのことなど説明。放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であること、私たちに課せられた大きな社会的役割など説明したあと、放送局の内部がどうなっているのか「社内見学」ビデオを上映。さらに、番組制作のウラ側がわかる『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオも上映、テレビ画面に映っていないところでどんな仕事があるのか知ってもらいました。

休憩を挟み、後半の授業は、大野雄一郎アナウンサーにバトンタッチ。

写真「アナウンサーの仕事」について一通り説明した後、アナウンサーの仕事ってどんなイメージを持っているかを生徒の皆さんに聞いてみたところ「緊張しそう」「楽しそう」という答えが・・・。そこで、大野雄一郎アナウンサーからアナウンサーの仕事の“やりがい”を伝え、「おはよう朝日です」に出演していた日の一日のタイムスケジュールも紹介。さらにスポーツ実況のアナウンサーとして「準備は毎日!全て自分で!」「解説者との信頼関係」「決め台詞は入念に考える」など実況するために何が大切かを知ってもらいました。仕事に限らず何事でも成し遂げるには、入念に準備することが大切で「準備がしっかりできていれば、相手とも信頼関係が築ける!」とメッセージを贈りました。そこで実際に自分が準備しているというプロ野球中継の実況時の選手資料を生徒の皆さんに見てもらいました。普段、決して目にすることのない資料だけに、生徒の皆さんも興味津々。また、テレビとラジオでは大きく実況スタイルが異なる事を知ってもらおうと、ラジオはテレビのように映像がないことから、聴いている人に伝え続ける必要があることを伝え、ラジオの実況を即興で披露。これには先生方も大喜び!教室内が拍手に包まれました。

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そして「ニュース原稿読み体験」の前に早口言葉で準備運動。原稿を読む時に間違えた場合の対処法や、より伝えたい部分には抑揚で変化をつけることなどアドバイスし、実際のニュースで使用した原稿読みにチャレンジしてもらいました!体験した生徒に感想をインタビュー。「とにかく間違えないように」と初めての体験にも、ゆっくり大きな声ではっきりと伝えることが出来たのか、手ごたえを感じていました。
 

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そして最後は生徒の皆さんからの質問コーナー。「なんの漫画が好き?」「ペットは飼っていますか?」「朝の番組の後は何を食べてる?」「おはよう朝日ですの後、午後は何してるの?」などなど、時間の許す限り質問にお応えしました。

写真あと半年ほどで卒業を迎える生徒の皆さん。何事にも「準備が大事」という話を思い出して、大きく成長してくれることを願い、学校を後にしました。