西宮市立甲東小学校
2023年12月15日
183
生徒 148名/先生 6名
エビシー教室初登場!「この日を楽しみにしていた!」という小櫃裕太郎アナウンサーと一緒に今年最後の出前授業で、西宮市立甲東小学校へ行ってきました。
今回受講頂いたのは、小学校6年生の生徒の皆さん148名。
最初に私が携わった仕事を紹介。さらに会社のことを学んでもらうため放送局の内部がわかる「社内見学」ビデオを上映。放送局は国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であること、私たちに課せられた大きな社会的役割について説明。私たちの制作している番組がどれくらいの人に見られているのかなどを伝え、小櫃裕太郎アナウンサーも出演している朝の情報番組『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオも上映。テレビ画面には映っていないところで、どんな仕事があるのか知ってもらいました。
休憩を挟み、後半は、小櫃裕太郎アナウンサーにバトンタッチ。
まず「アナウンサーの仕事」について一通り説明した後、「世に中で起きていることを正しく、わかりやすく、伝える」ことがとても重要であり、色んなことを経験でき、世の中で頑張っている人を多くの視聴者に伝え、今起きていることに詳しくなるなど「すごくやりがい」のある仕事であることを伝えました。
小櫃裕太郎アナウンサーが出演中の「おはよう朝日です」についても、「何時に起きていると思う?」など問いかけ、出演日の“1日”を紹介。出演したら“終わり”ではなく・・・ラジオのニュースを読んだり、ロケに出たり・・・と仕事は多岐にわたることを知ってもらいました。
今回の授業では、事前課題として、生徒の皆さん全員で小櫃裕太郎アナウンサーのことを調べて質問を考えてきてもらい、アナウンサーの仕事の1つである「インタビュー取材」を“囲み会見”風に体験してもらいました。取材対象者は小櫃裕太郎アナウンサー。前もってリポーター役を選んでもらい「甲東リポーター」として直撃インタビュー!ほかの生徒の皆さんは、報道記者に成りきりメモを取ることを経験してもらいました。「甲東リポーターの〇〇です」と名乗ってからいよいよ取材開始!「なぜ関西の放送局に入社したのですか?」「しゃべる時に噛まないための工夫は?」「初めてのテレビでは緊張しましたか?その時何を思っていましたか?」「仕事中の失敗を聞かせてください」「座右の銘を教えてください」「頑張った自分へのご褒美は?」「アナウンサーになってから変化したことは何ですか?」「関東出身ですが関西弁をどう思いますか?」と入念に準備したことがわかります。これらの8つの鋭い質問に1つずつ丁寧にわかりやすく、自分の体験や経験を交えて、時には笑いもとりながら応じた小櫃裕太郎アナウンサー。生徒の皆さんが、この体験を通じて、「事前に調べることの大切さ」や「フェイクニュースに惑わされないよう真偽を確かめることの大切さ」を学んでもらえたのではないでしょうか。
体験の後は「早口言葉」で盛り上がり、ニュースは「早口でしゃべるのではなく、正確にきちんとわかりやすく伝える」必要があることを知ってもらおうと、実際のニュースで使用したニュース原稿“読み”を本番さながらに披露。最後に小櫃裕太郎アナウンサーから「世に中には色んな仕事」があり、「今は自分が好きなことを見つけて、それに夢中になって欲しい!」とメッセージを贈り、授業は終了。
“人にものを伝える”のは教師も同じ!?先生方から授業終了後に「話し方や伝え方」についてアドバイスを求められ答えていた小櫃裕太郎アナウンサー。「私にとっても大変学びになった」と話しながら学校を後にしました。