授業風景

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大阪市立大開小学校

2014年4月18日

授業風景50

「おはよう朝日です」が出来るまで

授業対象6年生2クラス(54名)

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ABCテレビの朝の顔「おはよう朝日です」の浦川泰幸アナウンサーが講師です。
浦川アナは日曜のクイズ番組「パネルクイズ アタック25」の司会も務めています。
みんなも知っているアナウンサーの登場に、授業が始まった時から子どもたちのテンションは上がりっぱなしでした。


情報番組の裏側も見せましょう

写真「おはよう朝日です」はもう36年も続く情報番組で、放送回数も1万500回を超えました。朝6時45分開始の番組だけに、スタッフはまだ夜中の4時前から続々と会社に集まってきます。中には前夜のプロ野球などの映像を徹夜で編集しているディレクターもいます。浦川アナが会社に到着するやいなや、スタッフと番組内容の打ち合わせが始まります。各コーナーの構成に沿ってVTRやCG、字幕テロップの作成など、何度も追加や手直しをしながら準備作業はオンエアぎりぎりまで続き、スタッフルームは運動会さながらの慌しさです。衣装の着替えやメイクを終えて浦川アナがスタジオに入るのは本番の数十秒前です。
この日の授業では毎朝、どのようにして「おはよう朝日です」が制作されているかをまとめたVTRを浦川アナが説明しながら教室で流しました。VTRではサブと呼ばれる副調整室やスタジオの陰でのスタッフの仕事ぶり、CM中の出演者の様子など、テレビの裏側も児童たちに紹介しました。

フリートークに挑戦

写真 「おはよう朝日です」のような生放送の情報番組には、どういうニュースや話題を取り扱うのかを並べた項目表はありますが、司会者の台本はありません。視聴者に分かりやすく伝えるためのフリートークの技術がアナウンサーにとって欠かせません。
今回は、2つあるクラスから1組ずつみんなの前でフリートークに挑戦してもらいました。テーマは「好きなテレビ番組」です。普通の原稿読みに比べて難易度が高いと思ったんですが、どうしてどうして。「どんな番組をみているの」から始まったトークは近々のニュースから星占い、好きなアーティストにまで広がりました。
浦川アナは「今の話題を盛り込んで次から次へトークが展開し、相手に振るタイミングもほぼ完璧でした」と舌を巻いていました。「フリートークの技を磨けば、初対面の人ともすぐに打ち解けて話が弾むようになりますよ」とのことです。

みんなの感想
2クラス全員が書いてくれた感想文を一部紹介します。
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  • フリートークの代表として決まって、いざ本番の日となると不安で不安で胃がいたかったけど、がんばって浦川さんにほめてもらえてうれしかったです。
  • いつもテレビで見ている浦川さんが来てくださって楽しかったです。アナウンサー体験では、どれだけアナウンサーの人が大変か分かりました。
  • 浦川さんは、とてもおもしろくて楽しかったし、「おはよう朝日です」の1日のながれもとても分かりやすかったです。
  • テレビを見ているだけでは感じなかったことや、工夫等がよく分かりました。テレビの仕事の大変さも分かりました。
  • 浦川アナウンサーの話でフリートークが大切なんだなと思いました。

みんなの感想