和歌山市立今福小学校
2015年9月18日
67
5年生 30名
今回から「ABChan(えびちゃん)教室」
あらため「エビシー教室」と、装いも新たになった
ABC出前授業。
今回は、OPEN↑推進部の田村正志が、刑事ドラマの作り方を紹介しました。
田村はテレビ制作部に所属していた時、10年間で約100本以上の刑事ドラマ「新・部長刑事アーバンポリス24」の演出を担当しました。
まずは、ドラマ・スタッフの役割を解説します。
ドラマ作りでは、たくさんのスタッフが頑張っています。
台本を作る脚本家、役者、プロデューサー、監督、カメラマン、照明、音声、制作進行、助監督、大道具、小道具、メイク、衣装…。
それぞれの役割と、制作スケジュールなどを学んだ後は、いよいよ役者と監督を体験します。
「役者をやりたい人!」「ハイ!」元気に手が挙がります。
選ばれた3人は、その場でセリフを渡されます。短いセリフですが、その場で覚えて役になりきり、動きながら話すことは大変です。
そのほかの児童たちは、監督のつもりで役者のお芝居を観て、意見を言います。
1回目より2回目、3回目とだんだん自然で、心がこもったお芝居になってゆきます。
お芝居には100点満点の正解はありません。
より説得力のあるお芝居、感動するお芝居を役者、監督がスタッフと一緒に作ってゆくのです。全員が集中してドラマ作りに取り組むことができました。
プロ用のハンディーカメラを担ぎ、ニュースキャスターとフロアディレクターを体験し、「おはよう朝日ですの裏側」(VTR)を観ることなどと合わせて、番組を作ることの大変さと楽しさを児童たちは経験しました。
テレビに一層、親しみを感じてくれたように思います。
田村は、今回初めて出前授業を担当しました。
「テレビ番組を通して視聴者に伝えることと、直接、子供たちに話すことは違いますが、どちらもとても大切だと感じました。
児童たちの生き生きとした表情、素直なリアクションがとても嬉しかったです。」
- はじめて本物のカメラを見ることができたので、うれしかったです。
- カメラの重さが8キロだったので、すごくびっくりした。
- ニュースとかドラマとか、みんな力を合わせてやっていることがすごいと思った。
- ニュースを読む時は、とてもドキドキして、あまり声が出ませんでした。
- アナウンサーの人は、すごくいそがしいんだなと思いました。
- お母さん役をしたけど、楽しかった。
きんちょうのせいで、ふるえが止まらなかった。