西宮市立甲東小学校

2026年1月15日

授業風景205

授業対象生徒 120名/先生 7名

写真これまで何度か出前授業を実施している西宮市立甲東小学校から、キャリア教育の一環として「新たな展開」を相談したいと申し込み頂き、今回は、年々重要性が増している「情報リテラシー」への意識が少しでも高まれば!と提案。コンプライアンスのスペシャリストと一緒に行ってきました。

今回受講頂いたのは小学校6年生の皆さん。まずは、私が携わった仕事を紹介。放送業界や会社の歴史も少し学んでもらおうと「1960年9月〇〇〇〇〇〇の放送開始」とクイズを出題。続けて「社内見学」ビデオを上映。災害時でも放送が継続できるよう日頃から備えていることを伝え、放送局の役割についても質問。

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「災害情報をすぐに届ける」「世の中のことを伝える」「人を楽しませる」「正しい情報を発信」など、生徒の皆さんはじめ先生方にも答えてもらいました。なぜそのような役割を担う必要があるのかも説明。そして、「おはよう朝日です」の制作のウラ側のビデオも上映し、テレビ画面に映っていないところで色んな仕事があることを学んでもらいました。


写真後半は「情報リテラシー」の授業です。“コンプライアンス”と聞くと難しく考えがちですが・・・難しい話は一切なし!放送局が番組を制作・放送するには、社会のルールを守ることが求められていることから、人気アニメを題材に、社会のルールに合わせて番組の台本や演出を修正した事例を紹介。

写真また時代とともに変化する多様性についても「決めつけない」「それぞれが“ありたい姿”でいること」の大切さを学んでもらいました。

情報過多の時代、ネットには情報が溢れ、利用時間も増えたことでリスクも増大・・・。ネット情報を正しく取捨選択する“力”を養うには、SNSの情報は信じ込まない!それってフェイクニュースかも!?と伝えた上で、放送局でも騙された事例を紹介。「ネットに広がっていても友だちが言っていても真偽を見極め間違った情報は広めない」と伝え、これらのリテラシーを高めるには「発信元を探る」「ほかのメディアも調べる」「文章の表現に注目する」ことを訴えました。

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私たちが情報を発信する際は何度も事実確認し、匿名で発信できるネットとは違い実名で情報を伝えている事など、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業だからこそ「みんなの手本」となり、言葉で人を傷つけない!相手の気持ちになって言葉にして欲しい!とメッセージをおくりました。

さらに理解を深めてもらうため「コンプラクイズ」を出題。放送後に視聴者から指摘のあった事例や、SNSに投稿された間違った電化製品の使い方について出題。さらに昨年12月に発生した青森県東方沖地震の際にSNSに投稿された“生成AI”による“偽動画”の一部を見てもらい、どこが変かについても出題。合わせて、“熊”目撃の偽画像を自治体も誤って発信した事例も紹介。災害や事件・事故などの際は、「本当に困っている人を助けることができず、助かる命も助からない!」ことから「拡散は絶対にやめて!」とお願いしました。続いて、学校の帰り道“なにげない日常”を撮影、SNSに投稿した画像から何がわかってしまうか!?と質問。投稿した複数の情報を組み合わせることで個人が特定され、時には危険な目にあう可能性があることを理解してもらいました。

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写真そして生徒の皆さんからの質問コーナーでは「仕事で失敗したときは?」「速報が入ったときはどうなる?」などたくさんの質問をもらい、時間の許す限りお答えしました。

私たちの話に熱心に耳を傾けメモを取っていた生徒の皆さん。最後に「ここで出会った友だちや先生は、一生の財産!大切にして欲しい!」とメッセージを贈りました。まもなく卒業ですね!残りの学校生活、悔いなく思いっきり満喫して欲しいです!