大阪府立芦間高等学校
2022年7月11日
02
1年生4名
2022年度、最初の「エビシー教室」は、リモートによる授業です。
今回申込み頂いたのは、大阪府立芦間高等学校1年生4名の生徒の皆さん。2020年、感染症拡大のさなかに第3の「エビシー教室」として立ち上げた“リモート授業”の記念すべき最初に受講した高校で、あの時と同じく「産業社会と人間」という授業の一環です。
学校によれば、この授業は、「自分の進路は自分で切り拓く」ということを基本概念に、自己の在り方や生き方について考え、生涯にわたって学習に取り組む意欲や態度を養うことを目標にしているそうです。
その活動内容の1つが、生徒の皆さん自らがインタビュー先を探し、職場訪問を行い、職業に関する話を直接取材するというものです。
本来であれば会社に来てもらい、社内を見学してもらった上で、直接取材に応じたいところですが、残念ながら、まだ”社内授業”を再開できる状況ではないことから“リモート”による受講となりました。
8月6日に開幕する全国高等学校野球選手権大会。すでに地方大会がスタートし、甲子園への切符をかけ熱戦が繰り広げられている最中です。今回、受講する生徒の皆さんに運動部経験があるということを事前にお聞きしていたので、少しでもスポーツ番組や中継などに興味をもってもらえたらという想いから、2007年入社、現在スポーツ部所属で「熱闘甲子園」の番組プロデューサーに取材対応を依頼しました。
まずは私たち講師の自己紹介、そして会社や放送業界の歴史を学んで頂きました。そのあと放送局の役割や仕事内容を知ってもらうため『「高校野球」中継のウラ側と「熱闘甲子園」番組制作のウラ側』というメイキング映像をみてもらいました。
そして番組プロデューサーに直接取材。「今の仕事に就こうと決めたのはいつ?」「仕事上の喜びややりがいは?」「仕事上の苦労や悩みはどんなこと?」「この仕事に就くには高校時代にしておけば良かったことは?」「失敗したり落ち込んだりした時の乗り越え方は?」「身についたスキルはある?」など鋭い質問が次々に!時間の許す限り、丁寧にお答えしました。
最後に聞いておきたいことは?と尋ねると、「報道特番などどのように放送しているの?」という質問が・・・。こちらもお答えできる範囲で説明し、1時間ほどの取材時間はあっという間に終了。
まもなく夏休みを迎える生徒の皆さん。こんなご時世ではありますが、今しかできないことをたくさん体験して楽しんでほしいな、と思います!