火曜日
7月28日
大和郡山市にはかつて染物職人が藍染めを洗った水路が今も残されています。藍染めは発酵という自然の力を借りる染色方法です。市内唯一の藍染職人・西井康元さんは染めあがった作品を開いてみると、何か目に見えない力が宿っているとしか思えないことがあるそうです。
藍染/ふれ藍工房・綿元 | 0743 - 52 - 2328
水曜日
7月29日
大和三尺キュウリは今や作る人のほとんどなくなった伝統的な大和野菜です。名の由来は三尺=90cmにも伸びるという実の長さから。普通のキュウリよりも歯ごたえがあり、奈良漬にするとシャキシャキとしていっそう食感がきわだちます。
奈良漬/森奈良漬店 | 0742 - 26 - 2063
木曜日
7月30日
大和郡山城址の門を出てすぐのところに、代々店を構える和菓子の老舗・本家菊屋。こちらの看板料理が、豊臣秀吉も気に入ったという「御城之口餅」。小ぶりながらたっぷり詰まった餡には丹波大納言小豆のみを使用し、年代物の砲金の蒸気窯で丁寧に煉り上げています。
御城之口餅/本家菊屋 | 0743 - 52 - 0035
金曜日
7月31日
奈良独特の焼き物「赤膚焼」は、うっすらと透けた白い釉薬の下にほんのり赤い陶器の地肌が見えているところから名づけたといわれています。奈良絵と呼びならわされる素朴な絵付けを施した器は、日常の中で使い込んでこそその輝きを増します。
赤膚焼/小川二楽窯 | 0743 - 52 - 3274
botTab