- 放送日
- 2016年4月26日(火)
- 旅人
- 田中律子
- 国
- ラオス人民民主共和国
ラオス人民民主共和国へは、タイ・バンコクを経由しておよそ15時間。午後2時半に首都ビエンチャン近郊の空港へと降り立った田中は「モワッとします」と第一印象を。熱帯モンスーン気候のラオスは気温も湿度が高く、この日は35℃、湿度は70%。乾季でも蒸し暑い日が続くのだという。まずは、空港からタクシーで首都ビエンチャンの中心地へ。その車中、「ラオスで暮らすなんて、きっとマニアックな方だと思うんです。なぜラオスを選んだのか、話を聞きたいですね」と期待に胸を膨らませる。
首都ビエンチャンは人口77万。緑も多く、アジアで最も静かな首都と言われているが、現在は高層ビルの建設ラッシュで街の景観にも急激な変化が。そんな活気のある商店街で、日本人がいるというポンサリー県ニョットウーの場所をリサーチする。行き交う人に躊躇することなく、どんどん聞いていくと、ポンサリー県はラオスの最北端、中国との国境沿いのエリアであることが判明。行き方を聞くと「安いのはバスだよ」と勧められるが、「山岳地帯での転落事故が多いから安全なのは飛行機だ」という話を受け、翌朝9時の飛行機で一路、ポンサリー県にあるルアンパバーンへと向かうことに……。