- 放送日
- 2016年6月21日(火) 2時間SP
- 旅人
- 池上季実子
- 国
- ネパール連邦民主共和国
「南アジア ネパール 険しい山岳の村に住むたった一人の日本人女性」を探す旅に出たのは、女優・池上季実子。午後1時にカトマンズ近郊の空港に降り立つ。この日の気温は27℃。カトマンズは標高が高いため、あまり気温は高くならないようだ。
まずは、市街地へ向かうためにバス停へと向かうがどのバスも満席。そこで、乗合バスを使うことに。しかし、あまりにも乱暴な運転に加えて、常に鳴り響くクラクション、さらには、交通ルールなど無いかのように、横も前後もまるで密着するかのように走る猛烈な数のバイクに池上は戦々恐々。なんとかカトマンズ中心街へと到着する。
昨年4月に発生した地震で、大きな被害を受けたカトマンズ。ダルバール広場を訪れると、500年以上も前に建てられた歴史的な寺院などが壊滅したままの状態。1年経った今も歴史的建造物の復興の目処はたっていないという。ただ、そうした中でも人々には活気があり元気な雰囲気だ。池上は日本人が暮らしているというシンドゥパルチョーク郡ボテシパ村の場所を聞いてまわることに。しかし「場所はわかるが地図の見方がわからない」という人ばかりで、行き方まで教えてくれる人がいない。そんな中でも、聞きこみを続け、近くのメラムチを経由して行けることを突き止める。
カトマンズのバスターミナルからメラムチまでは3~4時間と教えられるが、その距離はわずか27キロ! 時速60キロで走れば30分ほどで到着するはずの距離なのだが……。