- 放送日
- 2016年11月1日(火)
- 旅人
- 須賀健太
- 国
- コロンビア共和国
「南米コロンビア アンデス山脈の山奥の村に住むたった一人の日本人女性」を探す旅に出たのは、スタジオレギュラーの須賀健太。首都ボゴタ近郊の空港に到着したのは深夜1時。気温は16度で、コロンビアは赤道近くに位置するが、標高が2600メートルと高いため、朝晩の寒暖の差が激しいのだという。夜も更けているためタクシーで市街地へと向かうことに。
その車中「治安はどうですか?」と尋ねる須賀に、運転手は「麻薬がはびこっていて特に南部は危険だね。でも北部は安全だよ」と教えてもらう。少しだけでも街の雰囲気を感じようと、運転手も「ここは安全だ」という北部の地区へ。須賀が通りを歩き出すとすぐに陽気な集団に取り囲まれた。その時なんと須賀は盗難事件に巻き込まれる!喧騒の中でのあっという間の出来事だった。まだ日本人探しが始まる前からトラブルに巻き込まれ、「もう帰りたい…」とがっくりと肩を落とし初日を終えることに。
まさかの旅先での洗礼を受けた須賀は翌朝、「昨夜は眠れませんでした」とショックだったようだが、街へ出ると「美女が多いです!」と立ち直りが早い。気を取り直して日本人探しをスタート。目指すのはボジャカ県にあるアベンダーニョス村。その村の場所までは分からないが、「ボジャカ県にあるパイパなら知っている人がいるはず」という情報から、一路ボゴタから北へ160キロ先にある街パイパへと向かうことに。中型のワゴンバスでのどかな原風景を北へ2時間30分、パイパへと到着する。
アベンダーニョス村についての聞き込みを始めると、「近くのソタキラにある実家へこれから帰るところだ」というカミーロさん(20)と出会う。しかも母親がアベンダーニョス村の出身だという。ソタキラまではバスで行けるらしいが、そこからは道なき道を馬と歩きで4時間以上かかるのだとか。「馬!?」と驚くことしかできない須賀だが、「ソタキラまで一緒に行くかい?」と誘われ、ここから先は須賀と同世代のカミーロさんと共に旅をすることに……。