「イギリス連邦 セントクリストファー・ネーヴィス 34年前に独立した新しい島国に住む たった一人の日本人女性」を探す旅に出たのは岡江久美子。
日本人探しは初めてとなる岡江だが、夫・大和田獏は３年前にブラジルで日本人探しの旅をしており、「とにかく大変だった」と聞かされていたとか。しかも「この番組だけはあまりに大変だから出演するのはやめておけ！」と忠告までされていたのだというが…。
「イギリスと聞いてぜひ行きたいと受けちゃったんです」という岡江。「以前に、初の海外旅行として選んだのがイギリスだったんです。とても思い出深かったのでもう一度来たかったんです」と二つ返事でOKしたというのだが、今回はイギリスではなくイギリス連邦。まずはロンドンへと向かい、セントクリストファー・ネーヴィスの場所を聞いて回るが、聞き込みをしていく中で、カリブに浮かぶ島国で日本人探しをすることとなり……。
「南米ペルー アンデス文明 1100年前の遺跡がある町に住む日本人女性」を探しに出たのは、日本人探しの旅4度目となる俳優・田中要次。まずは空港からリマの市街地へとやってきた田中。日本人が暮しているのはチクラーヨという場所で、リマから北へ720キロほどにあるのだという。しかし、聞き込みをしていく中で、田中は「ペルーって、つい最近大雨で甚大な被害が出ていたよね…大丈夫なのかな？」と心配に。市街地を流れる川へとやってくると猛烈な濁流で、今なお北部では復旧がままならないという情報も耳に入り始める。
田中はチクラーヨへと向かうためバスターミナルを訪れるが、洪水で道が寸断されていて、チクラーヨへ向かう便は全て運休に…。まさに陸の孤島と化しているチクラーヨの状況に、さすがの田中も「どうすんの？ 絶望的だよ」と街中で立ち尽くすばかり。田中もまたとんでもない水難によって行く道を阻まれてしまうことに……！
「東南アジア ミャンマー 少数民族の村に住むたった一人の日本人」を探す旅に出たのは女優・原日出子。ミャンマーへは「初めてきました」と興味津々の原だが、今回の旅ではあまりにも意外な水難に遭ってしまい、「もうパンツまでビショビショよ！」と、まさかの全身びしょ濡れの旅に！ 果たして、大女優・原の身に何が起こったのか!?
日本人がいるというロイコ―にあるティータマー村へはヤンゴンから北へおよそ330キロのあたり。しかし、地元の人に聞くと夜行バスで1泊2日はかかると言われる。しかも、「首長族が居ることで有名な地域ですよ」とも言われ、不安を隠せない原。
翌朝バスターミナルへ向かうが、この時期（４月）はミャンマーの正月にあたり、猛烈な帰省ラッシュの真っただ中。しかも、ロイコ―へと向かう道には反政府の武装勢力が潜んでいるエリアもあり、通ることができる道が制限されているのだという。そこで、遠回りをしながら、タウンジーという町を経由して向かうことに……。
「アフリカ26カ国目 天空の王国レソト 大草原の果ての小さな町に住むたった一人の日本人」を探す旅に出たのはアフリカントラベラー千原せいじ。
いよいよ、アフリカ26カ国目！ 今回向かったレソト王国は、南アフリカの中に位置し、国の周りすべてを南アフリカに囲まれた小さな国。
まずは、香港とヨハネスブルグを経由し25時間以上かけて到着した南アフリカの大きな町ダーバンからレソトを目指す。そして、国境の町でもあるアンダーバーグへ向かい、そこからレソトへと入国をすることに。珍しく機嫌良くダーバンから旅立ったせいじだが、アンダーバーグから国境検問所までは25キロほどの距離ながら車で2時間もかかるのだという。猛烈な悪路を結局２時間半かけて、陽も暮れた19時半にようやく国境検問所へと到着。しかし、入出国審査は18時で終了しており、まさかのレソト入国断念！さらに、真っ暗で危険な悪路を再びアンダーバーグまで戻らなければいけない状況に……。
