- 放送日
- 2017年5月30日(火)
- 旅人
- 中島ひろ子
- 国
- ラオス人民民主共和国
「東南アジア ラオス メコン川沿い ラーンサーン王国の都の村に住むたった一人の日本人女性」を探しに出たのは、2度目の日本人探しの旅となる女優・中島ひろ子。ラーンサーン王国とは、14世紀にメコン川の中流域に成立し300年以上にわたって栄えた王国で、今回、日本人が暮しているのは、そのラーンサーン王国の都としてかつて栄えたルアンパバーンのホーシイェン村だという。
ラオスの首都ビエンチャン近郊にあるワットタイ国際空港へと到着したのは午前11時。中島は「ラオスは初めてで、どんな所かさっぱりわからないので、歩きながら(その雰囲気を)感じてみたいと思います」と颯爽と出発するが、空港から屋外へと出るや「暑い! 一気に汗が吹き出してくる!」。熱帯モンスーン気候のラオス、訪れたこの時期は1年で最も暑いとされている暑気にあたり、この日の気温は38度! 猛暑の中、過酷な日本人探しとなる。さらに、かつて都として栄えた彼の地で出会った日本人女性はなんと借金まみれだった!
首都ビエンチャンは、かつては、アジアで最も貧しい国の首都とも言われたが、現在は海外企業の誘致も進み急激な経済発展を遂げている。地元の人々で賑わうクービエン通りは、100店舗以上の屋台や商店が軒を連ねる活気に溢れた通り。人通りの多いこのエリアで、まずはルアンパバーンへの行き方をリサーチする。
ルアンパバーンは地元の人達にもよく知られた地名らしく、町全体が世界遺産に登録されている。ビエンチャンからは北へ220キロほどだが、悪路と険しい山道が続くためバスで9時間もかかるという。しかも「夜の移動は事故も多く危険」とのことで、初日は途中の町カシーまで行くことに……。