バックナンバー
2020年12月5日(土) 午前11時~
かまぼこの概念を変えたい!
「ハチマル蒲鉾」 店主 河内慎太郎さん
今やグルメの町として人気のある大阪・福島にかまぼこ料理の専門店「ハチマル蒲鉾」があります。店主の河内慎太郎さんが提供するのは、まるで創作料理のような絵になるかまぼこ料理の数々。自家製のタラのすり身を、その場で練って揚げる出来たてのかまぼこには、ひとつひとつに熱い想いが詰まっています。
実は、河内さんは元お笑い芸人。オープンから2年経った今も店の壁には多くの人気芸人から贈られた開店祝いが飾られています。「ジョニーレオポン」というコンビ名で活動していた芸人時代、飲食のアルバイトに明け暮れていた河内さん。そんなとき、たまたま入って食べた店のかまぼこに運命を感じたといいます。それが「八尾蒲鉾」の2代目であり、河内さんが尊敬する師匠の八尾尚さんとの出会いでした。
師匠とかまぼこの味に惚れ込み、9年間の芸人生活に幕を下した河内さんは、調理師免許を取り、師匠のお店で修行。独立して福島に「ハチマル蒲鉾」をオープンし、わずか1年後の昨年、彼にとっての聖地「なんばグランド花月」のすぐ近くに2号店もオープン。共に店を盛り上げてくれるアルバイトスタッフの多くが現役の芸人で、夢を追う若手芸人たちをバックアップしています。
コロナ禍で苦しい状況が続く飲食業界ですが、先日、2号店の1周年をお祝いすることができました。さらに、テイクアウト商品にも力を注ぐ河内さん。薄い「かまぼこシート」を開発し、斬新なかまぼこのテイクアウトメニューも考案。そして、シートを使った冬の新作メニューに取りかかります。
「かまぼこの概念を変えたい」と意気込む河内さんが向かったのは、新潟にある老舗のかまぼこ店。そこは、師匠の父の「八尾蒲鉾」の初代が修行したお店でした。
河内さん、この冬の新メニューとして串に刺してあって食べやすい「かまぼこおでん鍋」を開発。また一歩、かまぼこ料理の世界を広げました。
概要 | 元お笑い芸人・河内慎太郎さんがかまぼこの概念を変えたいと立ち上げた「かまぼこ料理専門店」。 |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市福島区福島5-6-13 |
電話番号 | 06-6458-8858 |
営業時間 | 月曜~土曜 17:00~25:00 日曜 14:00~22:00 |
定休日 | 無休 |
概要 | 昨年11月にオープンしたハチマル蒲鉾の2号店、なんばグランド花月のすぐ近くでお笑いファンも多く訪れる。 |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市中央区千日前2-3-33 カモンホテル1F |
電話番号 | 06-6647-6608 |
営業時間 | 月曜~土曜 17:00~25:00 日曜 14:00~22:00 |
定休日 | 無休 |
備考 | ハチ鍋コース(要予約メニュー) 飲み放題付き 1人 4,200円(税込) ※12月中旬から予約受付開始予定 |
概要 | ハチマル蒲鉾の店主・河内さんが修業した大阪・天満のお店。 |
---|---|
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋5-1-5 |
営業時間 | 17:00~22:30(L.O) |
定休日 | 日曜・月曜 |
備考 | 予約不可 |
概要 | 新潟の老舗で全国に蒲鉾の製法を広めたと言われている河内さんが学んだ「八尾蒲鉾」の初代が60年前に修行した店。 |
---|---|
住所 | 新潟県新潟市中央区東堀前通11-1775 |
電話番号 | 025-222-0223 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 日曜・祭日・市場休み |
備考 | ネットにて販売 https://taketoku.com |
各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー