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石田沙織さん(パンとわがしの店mochiri) 木津川市

20211030日(土) 午前11時

可愛い動物パンの人気店

石田沙織さん(パンとわがしの店mochiri) 木津川市

京都の最南端に位置する緑豊かな木津川市。新しい家が並ぶ住宅地に、「かわいい」と評判のお店があります。それが2015年にオープンした「パンとわがしの店mochiri(モチリ)」。ドアを開けると、そこはまるで遊園地のような楽しい空間。ここでは焼き立てパンと和菓子という、ちょっと変わった組み合わせを販売しています。

しかも、食パンなどの定番よりも数多く並べられているのが「動物のかたちをしたパン」。
ねこ、小鳥、カエルなどなど、カラフルな動物パンが並んでいます。なんと焼いているパンの20種類以上が動物のかたち。このユーモラスな動物パンが、かわいいと評判になっているのです。動物パンを作っているのは、お店のオーナーでパン職人の石田沙織さんです。「パンはすべて私が1人で焼いています。別の場所で和菓子屋をやっている夫が作った和菓子も置いています。」

沙織さんが焼くのはパンだけではありません。動物のクッキーも「おいしくてかわいい」と評判。定番や犬や猫だけではなく「ヒョウモントカゲモドキ」など、なかなかマニアックな動物がクッキーになっています。

一方、夫の秀政さんの実家は、50年続く和菓子店。名物は、もちもち食感の冷たい和菓子「もちり棒」ですが、動物やおばけなどを模った「動物上生菓子」も大人気。夫婦二人で、ユーモラスなパンと和菓子を作っているのです。お互いにアイデアを出し合い、よきライバルとして、アドバイスし合ったり、デザインや型などを考えています。

そんな中、沙織さんは新しいパンのデザインを考え始めました。11月に枚方で開かれる「パンマルシェ」というイベントで、新作の動物パンを発表するためです。さて、どんなものができたのでしょうか?

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パンとわがしの店mochiri(モチリ)
概要ユニークな動物のパンや和菓子を扱うお店です。
住所京都府木津川市城山台7丁目16-7
電話番号0774-27-4867
営業時間午前10時30分から午後6時まで
定休日月・火・土曜
※イベント出店時はお休みする場合があります。営業日はmochiriのインスタグラムでご確認ください。
備考インスタグラム
https://www.instagram.com/mochiri__/?hl=ja

※新作の動物パンは11月14日(日)に開催する「パンマルシェ@くずはモール」で販売します。
https://kuzuha-mall.com/event/detail/?id=1042

※イベント後は、mochiriでも新作パンを販売します。

アトリエ リジッタ
概要リアルでかわいい動物の刺繍ワッペン専門店です。
住所奈良市押上町31-1
電話番号0742-42-6184
営業時間午後0時から午後5時まで
定休日日・月曜
備考ホームページ
http://rijitta.com

※mochiriの動物パンやクッキーも販売しています。
ラボ ラスティ
概要ホットドッグ専門店です。
住所奈良市高畑町964-3
電話番号0742-55-8727
営業時間午前11時から午後5時まで
定休日ホームページでご確認ください。
備考ホームページ
https://laborusty.jimdofree.com

※mociriの石田さんが作るホットドッグ型のクッキーは1個380円で販売しています。

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

2025419日(土) 午前11時

皮ごと食べられるバナナ

奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

ビニールハウスの中はまるで亜熱帯のジャングルのよう。そこで栽培されているのは…
バナナ。実はこのバナナ、皮ごと食べられるんです。場所は京都の亀岡盆地。国内流通量が全体のわずか0.2%と、希少価値が高い国産バナナ。その中で唯一の京都産ということで、名付けて「京都はんなりばなな」。栽培しているのはバナナ農家の奈佐貴之さんです。

一般的なバナナより糖度が高く、皮が極薄。この薄さも、皮ごと食べられる秘密です。バナナ農家を初めて4年。多くの人に京都産のバナナを知ってもらうため、2023年に直営のジューススタンドをオープン。店頭に立つのは奈佐さんと、妻の理恵さんです。香り高く濃厚な皮ありバナナジュースや、栄養たっぷりのアサイーボウルが話題に。お客さんにも好評で順風満帆に見えますが、「今年は勝負の年」と奈佐さん。どうゆうことでしょうか。

外の気温が8度でも、ハウスの中は22度。与えるのは水と肥料のみです。徹底した温度管理に加え、重要なのが水やり。140株に対して、一回で3トンの水を使います。朝から始めて終わるのは夕方。大変な作業です。収穫したバナナは一本一本、丁寧に水洗いして、専用施設で黄色くなるまで追熟させます。

京都府出身の奈佐さんは、大学卒業後上京し、IT関係の会社に勤務。京都に帰郷して、2019年に理恵さんと結婚。転機になったのは、コロナ禍で様々な職業が影響を受けた中で、食べ物を生産する仕事はなくならないと考え、農業に注目。でも何故バナナだったのでしょう?

この日はバナナの配達で、京都の有名パティシエの元へ。オーナーの中塚さんは「リッツカールトン京都」などで腕を振るい、名だたるコンクールで受賞歴を持つパティシエ。素材にこだわったケーキが連日完売の人気店です。そんな中塚さんが「京都はんなりばなな」に目をつけた理由は?そして奈佐さんのバナナを使った新しいスイーツ、題して「幻のシュークリーム」とは?

「今年が勝負の年」という奈佐さんが向かったのは、嵐山にある超高級旅館「星のや京都」。料理長に試食してもらいます。すると…

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