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吉野利恵さん 大阪・南堀江 「ハイ!サンドウィッチ」

20221029日(土) 午前11時

南堀江で話題のグリルド・サンドウィッチ専門店

吉野利恵さん 大阪・南堀江 「ハイ!サンドウィッチ」

大阪市南堀江。おしゃれなカフェや有名アパレルブランド店が立ち並ぶ、若者に人気のエリアです。そんな街の一軒のお店が、今回の舞台。赤い看板に書かれた店名は『Hi!SandWich』。でも、よくあるサンドウィッチ店と思うと裏切られます。中に入ると鉄板が!ここで香ばしく焼き上がるサンドウィッチを求めて、多くのお客さんが集まってきます。このお店を切り盛りするのが、吉野利恵さんです。

元々お好み焼き屋さんだったお店を改装してオープンしたのが4年前。豪快に調理するライブ感たっぷりのスタイルが話題となり、たちまち人気店となりました。グリルド・サンドウィッチ専門店の先駆けといわれています。一番人気は「ニックダディ」。たっぷりバターをひいた鉄板で、スライスした特製カンパーニュを焼き上げ、8時間の低温調理でとろける食感のお肉を刻み、たっぷりチーズとホワイトソースをかけてサンドし、仕上げは蒸し焼きに。他のメニューにも、とにかくチーズが盛りだくさん。美味しく伸びるチーズに、思わず笑顔がこぼれます。

吉野さんが飲食の世界に飛び込んだのは、まだ十代の頃。東京や大阪の人気カフェなどでノウハウを培いました。独立のきっかけとなったのが『シェフ 三ツ星トラックはじめました』という洋画。一流レストランの料理長が店を辞め、おんぼろフードトラックで究極のキューバサンドを作って人気となるロードムービーです。そこから、鉄板で焼き上げるサンドウィッチの研究に没頭し、ついに自分の店を持ったのです。

店を閉めると、0歳の娘さんを迎えに行き、時々立ち寄るお店にいるのは…旦那さんです。実は夫婦揃って料理人。ある出張料理のイベントで出会って結婚、今は夫婦で協力し合い、育児と仕事を両立させています。

そんな吉野さんに、夢を叶えるチャンスが舞い込みました。映画で憧れていたフードトラックで、グリルド・サンドウィッチを販売できるというのです。あるスポーツイベントへの出店が決まります。ただ、屋外でサンドウィッチを焼くのは初めてという吉野さん。はたしてその結果や如何に!

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Hi!SandWich
概要今回の主人公吉野利恵さんが開業したお店。
チーズをたっぷりと使用したグリルド・サンドイッチ専門店。
住所〒550-0015 大阪府大阪市西区南堀江4丁目19-6
営業時間11:00~16:00
定休日月曜
備考看板メニューNick daddy ¥1,280
ala Kitchen(アーラキッチン)
概要吉野さんの旦那さんが働くイタリアンのお店。揚げピッツァが人気。
住所大阪府大阪狭山市東野西2-836-3
電話番号072-349-9614
営業時間平日ランチタイム 11:00~16:00
平日ディナータイム 17:30~22:00(L.O.21:00)
土曜・日曜・祝日 11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日月曜
備考自家製スモークベーコンのマルゲリータ ¥990
HOOP7 東大阪店
概要フードトラックで出店したバスケイベントの会場。コートのレンタル使用、各種大会などで利用できるコミュニティスペース。
住所〒578-0955 大阪府東大阪市横枕南4-10
電話番号0729-65-6060
営業時間※備考に記載しているホームページ参照。
定休日※備考に記載しているホームページ参照。
備考ホームページ
https://www.hoop7.jp/higashiosaka/

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

2025419日(土) 午前11時

皮ごと食べられるバナナ

奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

ビニールハウスの中はまるで亜熱帯のジャングルのよう。そこで栽培されているのは…
バナナ。実はこのバナナ、皮ごと食べられるんです。場所は京都の亀岡盆地。国内流通量が全体のわずか0.2%と、希少価値が高い国産バナナ。その中で唯一の京都産ということで、名付けて「京都はんなりばなな」。栽培しているのはバナナ農家の奈佐貴之さんです。

一般的なバナナより糖度が高く、皮が極薄。この薄さも、皮ごと食べられる秘密です。バナナ農家を初めて4年。多くの人に京都産のバナナを知ってもらうため、2023年に直営のジューススタンドをオープン。店頭に立つのは奈佐さんと、妻の理恵さんです。香り高く濃厚な皮ありバナナジュースや、栄養たっぷりのアサイーボウルが話題に。お客さんにも好評で順風満帆に見えますが、「今年は勝負の年」と奈佐さん。どうゆうことでしょうか。

外の気温が8度でも、ハウスの中は22度。与えるのは水と肥料のみです。徹底した温度管理に加え、重要なのが水やり。140株に対して、一回で3トンの水を使います。朝から始めて終わるのは夕方。大変な作業です。収穫したバナナは一本一本、丁寧に水洗いして、専用施設で黄色くなるまで追熟させます。

京都府出身の奈佐さんは、大学卒業後上京し、IT関係の会社に勤務。京都に帰郷して、2019年に理恵さんと結婚。転機になったのは、コロナ禍で様々な職業が影響を受けた中で、食べ物を生産する仕事はなくならないと考え、農業に注目。でも何故バナナだったのでしょう?

この日はバナナの配達で、京都の有名パティシエの元へ。オーナーの中塚さんは「リッツカールトン京都」などで腕を振るい、名だたるコンクールで受賞歴を持つパティシエ。素材にこだわったケーキが連日完売の人気店です。そんな中塚さんが「京都はんなりばなな」に目をつけた理由は?そして奈佐さんのバナナを使った新しいスイーツ、題して「幻のシュークリーム」とは?

「今年が勝負の年」という奈佐さんが向かったのは、嵐山にある超高級旅館「星のや京都」。料理長に試食してもらいます。すると…

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