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大川瞳さん 大阪市浪速区 「午後の喫茶マイニチ」

202378日(土) 午前11時

パワフルママが独立!喫茶店のキャロットケーキ

大川瞳さん 大阪市浪速区 「午後の喫茶マイニチ」

JR難波駅。ホテルや大型ビル、イベントホールなどが立ち並ぶエリアの一角に、昔ながらの建物と路地があります。その中の一つが「午後の喫茶マイニチ」です。
今年の4月にオープンしました。店主は大川瞳さん。3人の子供を育てるシングルマザーです。

看板メニューは瞳さんが手作りするキャロットケーキ。常連さん達からは「絶品」のお墨付きです。使う人参はすりおろすのも大変ですが、味へのこだわりは半端ではありません。入れるジャムやコンポートも手作りです。他にも美味しい焼き菓子が並びますが、「オムライス」や「ナポリタン」など、懐かしの喫茶店メニューも人気です。

大阪生まれの瞳さんの人生は波乱万丈。長女、次女、長男と子宝に恵まれましたが、現在シングルマザーとして3人の子育てをしながら店を切り盛りしています。2年前に木津市場内で50年続く喫茶店で間借り営業から始めました。オーナーの平井さんは、瞳さんの恩人で「ママ」と呼んで慕っています。

間借り営業は、平井さんが店を閉めた後の午後12時からで、屋号は「喫茶マイニチ」。その屋号を独立した今も使っているのです。2年間の間借り営業を経て今の物件と出会い、自分のお店を作ることを決めます。

瞳さんは、朝6時から子供たちの朝ごはんを用意して、次女と長男を保育園までお見送り、その後ジムでトレーニング。木津市場で仕入れして10時にお店をオープン。
18時に閉店すると、子供をお迎えして家で晩御飯作り。「将来子どもたちが喜ぶ家を建てたい!」と日々奮闘しています。

6月。瞳さんは、あるマルシェイベントに招待されました。新しいお菓子を披露するために師匠と慕う人気ベーカリーのシェフのもとへ。一体どんなお菓子が生まれたのでしょうか?

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午後の喫茶マイニチ
概要主人公大川さんが、大阪木津市場内で50年以上続く老舗喫茶店"喫茶マイニチ"の間借り期間2年を経て、新たな場所でオープンさせたお店。中身が日替わりで変わるキャロットケーキが人気!。
住所大阪府大阪市浪速区元町1丁目2-22
営業時間10時~16時
定休日日曜・祝日・不定休
※詳しくはインスタグラムでご確認ください。
備考キャロットケーキ(グルテンフリー、アーモンド×いちぢく) 550円
ヴィクトリアケーキ 580円

BASE
https://cafemainich.base.shop

インスタグラム
https://www.instagram.com/kissamainichi/
喫茶マイニチ
概要大川さんが午後の喫茶マイニチをオープンするまでの間、間借りしていたお店。
住所大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目2-8
電話番号06-6648-1856
営業時間3時~12時
定休日日曜
備考Aセット(トースト・玉子・サラダ+ドリンク)400円
Bセット(ミニサンド・サラダ+ドリンク)400円

ブーランジェリービアンヴニュ
概要大川さんが師匠として慕う大下さんのパン屋さん。子どもからお年寄りまでが食べやすいやさしい味で、毎日食べ続けても安全な食材を厳選して使用。
住所神戸市東灘区御影1丁目16-15
電話番号078-771-2866
営業時間9時~18時
定休日日曜
備考チーズまみれ 350円(税抜)
クロワッサン 150円(税抜)
ヒヨコみせ
概要大川さんの作るケーキを卸しているお店。毎月第3土曜、1日だけやっているハンドメイド雑貨販売店。
住所大阪府大阪市阿倍野区天王寺町北2丁目15-3
営業時間11時~17時
定休日毎月第3土曜のみ営業
※4週目に変更することもあります。
備考インスタグラム
https://www.instagram.com/hiyoko429429/

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

2025419日(土) 午前11時

皮ごと食べられるバナナ

奈佐貴之さん 「京都はんなりばなな」 京都府 亀岡

ビニールハウスの中はまるで亜熱帯のジャングルのよう。そこで栽培されているのは…
バナナ。実はこのバナナ、皮ごと食べられるんです。場所は京都の亀岡盆地。国内流通量が全体のわずか0.2%と、希少価値が高い国産バナナ。その中で唯一の京都産ということで、名付けて「京都はんなりばなな」。栽培しているのはバナナ農家の奈佐貴之さんです。

一般的なバナナより糖度が高く、皮が極薄。この薄さも、皮ごと食べられる秘密です。バナナ農家を初めて4年。多くの人に京都産のバナナを知ってもらうため、2023年に直営のジューススタンドをオープン。店頭に立つのは奈佐さんと、妻の理恵さんです。香り高く濃厚な皮ありバナナジュースや、栄養たっぷりのアサイーボウルが話題に。お客さんにも好評で順風満帆に見えますが、「今年は勝負の年」と奈佐さん。どうゆうことでしょうか。

外の気温が8度でも、ハウスの中は22度。与えるのは水と肥料のみです。徹底した温度管理に加え、重要なのが水やり。140株に対して、一回で3トンの水を使います。朝から始めて終わるのは夕方。大変な作業です。収穫したバナナは一本一本、丁寧に水洗いして、専用施設で黄色くなるまで追熟させます。

京都府出身の奈佐さんは、大学卒業後上京し、IT関係の会社に勤務。京都に帰郷して、2019年に理恵さんと結婚。転機になったのは、コロナ禍で様々な職業が影響を受けた中で、食べ物を生産する仕事はなくならないと考え、農業に注目。でも何故バナナだったのでしょう?

この日はバナナの配達で、京都の有名パティシエの元へ。オーナーの中塚さんは「リッツカールトン京都」などで腕を振るい、名だたるコンクールで受賞歴を持つパティシエ。素材にこだわったケーキが連日完売の人気店です。そんな中塚さんが「京都はんなりばなな」に目をつけた理由は?そして奈佐さんのバナナを使った新しいスイーツ、題して「幻のシュークリーム」とは?

「今年が勝負の年」という奈佐さんが向かったのは、嵐山にある超高級旅館「星のや京都」。料理長に試食してもらいます。すると…

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