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2010年 6月5日放送 |
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セレッソ大阪の女性広報に密着
セレッソ大阪広報・横井素子(よこい・もとこ)さん

横井さんの夢のハジメは8年前。ミスターセレッソと呼ばれた森島寛晃選手の活躍だ。日本代表に選ばれた森島選手が、ワールドカップでゴールを決め、その瞬間、セレッソ大阪というクラブ名を世界中にアピールできたのだ。その伝説のヒーローは、現在横井さんの隣のデスクにいる。原因不明の首の痛みから2年前に引退し、アンバサダーという特別な部署で、クラブの広報活動に飛び回っている。ワールドカップが迫ると、森島アンバサダーへの取材も殺到するが、それはセレッソ大阪の名前を広めることにつながる。ワールドカップがクラブに及ぼす影響は絶大なため、一人でもいいから、セレッソ大阪から日本代表選手が選ばれて欲しいのだ。
横井さんが今、期待しているのは香川真司選手。まだ、21歳の若さながら日本代表に何度も呼ばれ、今シーズンも5月の時点でJリーグの日本人選手得点王。森島さんから背番号8を受け継ぎ、2代目ミスターセレッソと呼ばれるだけの実績がある。香川選手にとっても、ワールドカップは夢の舞台だ。
5月5日。3年連続でJリーグを制覇している王者・鹿島アントラーズと長居スタジアムで対戦する日。急きょ、日本代表の岡田監督の視察が決まり、取材の数も一気に増えた。広報にとって、これまでに経験したことがない忙しい1日となった。チームのエースである、香川選手は、横井さんが今まで見たことがない難易度の高いシュートを決め、セレッソを勝利に導いた。視察にきた岡田監督に、強烈にアピールした一発でもある。横井さんは、試合直後の場内インタビューの場に香川選手を誘導。その後は、レディー・クルピ監督のインタビューに同席し、進行役も努めた。その後は、監督のコメントや試合経過をホームページにアップし、作業が終わったのは試合終了の2時間後だった。
香川選手への取材が殺到し、仕事が多忙を極める中でも、横井さんは練習試合に顔を出す。いつも広報として地道な取材を坦々とこなす横井さんは、ファンとチームをつなぐ架け橋として、チームや選手をいかにいい形で知ってもらうか、そればかりを考えているのだ。ワールドカップ出場メンバーを発表する日。セレッソ大阪の夢は叶わなかったが、香川選手の一言から新たな展開が待っていた。横井さんの“夢のカタチ”は、新たな局面を迎えることに。
セレッソ大阪 | |
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紹介 | ワールドカップを目前にしたJリーグのセレッソ大阪・女性広報に密着 |
住所 | 大阪市東住吉区長居公園1-1 長居球技場内 |
電話番号 | セレッソ大阪チケットセンター 06-6609-3750 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日・月・祝日 |
備考 | 詳細はHPをご覧下さい。 http://www.cerezo.co.jp |