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2010年 6月12日放送 |
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新たな郷土菓子作りに挑戦する若きパティシエール
パティスリーシュエット 水田あゆみさん

「パティスリー シュエット」のオーナー、水田さんは、いま注目の女性パティシエール。関西を代表する人気女性パティシエールを紹介する阪急百貨店のイベントに参加した際には大好評を博した。そんな彼女の手によるお菓子は伝統的なフランス菓子であり、本場のレシピを忠実に再現している。だが、そのなかにはオリジナルレシピで作ったお菓子も。水田さんが店をオープンする際に、「地元の人に愛される、地元の食材を使ったスイーツを作ろう」と考え、考案したのが「すずかけバスク」。フランス・バスク地方の郷土菓子「バスク」を地元の素材で作ったもので、フランス菓子の生地を活かし、そのなかに丹波の黒豆と栗を入れた人気のスイーツだ。
「フランスの郷土菓子は、お母さんが台所で作る手作りお菓子が基本」という水田さん。そう語る彼女に伝統の手作り菓子の魅力を教えたのは、師匠であり、フランス菓子の伝道師とも呼ばれる島田進さんだ。現在は東京の店「パティシエ・シマ」で、フランス菓子の伝統と技を伝えている。
島田さんのもとで学び、「お菓子によって文化を伝え、発展させることもできると知った」という水田さんは、そもそも24歳のときに、この世界へ。幼い頃からの夢だったパティシエールになろうとOLを辞め、故郷の兵庫を離れ、東京に発った彼女の転機は、島田さんと出会いだった。
2005年、「パティシエ・シマ」で苦楽を共にした3人のパティシエールたちの支えと母の協力を得て、兵庫県三田市に念願の店をオープン。5人の女性の夢の第一歩がカタチになった瞬間だった・・・。
そして、さらなる夢への扉が訪れる。阪急百貨店で行ったイベントが好評だったため、今回は水田さん単独のイベントが決定したのだ。だが、それには阪急オリジナルの新たなお菓子が必要になる。そこで、水田さんは看板商品である「バスク」の新しいオリジナルレシピに挑戦。「これまで誰も作ったことのないバスクに挑戦したい」と、三田の農園で手に入れたイチゴと、“和”をイメージした抹茶を使い、試行錯誤する。そして、試作品を手に師匠の島田シェフのもとへ飛んだ!
完成した水田さんのオリジナルバスクは、島田シェフも納得の出来栄えだった。
パティスリーシュエット |
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紹介 | フランス伝統菓子を提供するパティシエ―ル水田さんの洋菓子店 |
住所 | 兵庫県三田市すずかけ台1-6-2 |
電話番号 | 079-564-7888 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 毎週月曜日 |
参考料金 (税込) |
すずかけバスク 1,365円 バスク・テ・ヴェール(抹茶バスク) 1,890円 |
最寄り駅 | 神戸電鉄「南ウッディタウン」駅から徒歩5分 |
パティシエ・シマ |
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紹介 | 日本に初めてクレームアンジュを持ち込んだフランス菓子の老舗店 水田さんの師匠・島田進さんの店 |
住所 | 東京都千代田区麹町3-12-4 麹町KYビル1階 |
電話番号 | 03-3239-1031 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 毎週日曜日 |
参考料金 (税込) |
クレーム・アンジュ 577円 |
最寄り駅 | 地下鉄有楽町線麹町駅から徒歩2分 |