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LIFE~夢のカタチ~

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2010年 7月10日放送 | 矢印リストに戻る

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伝統野菜で日本の食と地域の再生を目指す、農家レストラン

「清澄の里・粟」 三浦雅之さん

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遷都1300年を迎え、大勢の観光客で賑わう古都・奈良。市街地から車で30分も走ると、自然豊かな景色が広がる。そんな田園風景の中にたたずむのが、1日20組の予約限定という農家レストラン「清澄の里 粟」だ。すぐに予約が埋まってしまう人気の秘訣は、大和の伝統野菜を使った料理にある。今回は、奈良で注目される「清澄の里 粟」のオーナー、三浦雅之さんの“夢のカタチ”を紹介した。

奈良の伝統野菜を作り、奥様とともに人気レストランを営む三浦さん。大和三尺きゅうりや紫とうがらしをはじめ、年間を通して約50種類もの伝統野菜を作っているという。そんな三浦さんだが、もともとは農家でも料理人でもなかったのだ。

大学を卒業後は福祉関係の仕事に従事していた三浦さん。だが、新婚旅行先のアメリカで、現在の道に進むきっかけをみつけた。それは、カリフォルニアの先住民が伝統的な暮らしをする集落を訪れたときのこと。そこでは昔ながらの農業をしながら、高齢者と若者が生き生きと共に暮らしていたという。その姿を目の当たりにし、農業に興味を持った三浦さんは、早速、現在の地で農業を始めた。

農業をしたこともない初心者であり、移住者だった三浦夫妻を支えてくれたのは地域の人たちで、今も指導してもらっているという。近隣農家の方と農業をしてくうちに、三浦さんは伝統野菜に着目。農家の人たちが、売ることもなく、自分たちで作って、自分たちで食べ、守ってきた伝統野菜。それをもとに三浦さんが始めた活動とは・・・。

「伝統野菜で地域を活性化したい」という三浦さん。市街地のならまちには農家レストランの2号店もオープン。そして、さらなる夢も動き出す。三浦さんが地域の人たちと共に進めている計画を紹介。日本において、お米以前に栽培されていた究極の伝統作物“粟”を使ったプロジェクトとは!?

清澄の里 粟

紹介 大和の伝統野菜を中心にした料理を楽しめるお店
住所 奈良市高樋町861
電話番号 0742-50-1055
営業時間11:45~16:00(14:30からは喫茶タイム)
備考お店は完全予約制・1日約20組の限定です。
前日の16:00までに電話にてご予約ください。
粟 ならまち店を含め、詳細はお店のHPをご覧ください。

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