毎年、大勢の観光客が訪れる大阪。代表的な観光スポットも魅力的だが、ステレオタイプではない大阪の新たな魅力を紹介する観光ツアーを企画しているのが、観光プロデューサーの小田切聡さんだ。大阪を巡るツアーにもかかわらず、お客さんのほとんどが関西人。そのほとんどがリピーターになるという。今回は、小田切さんプロデュースによるツアーの人気の秘訣に迫り、新ツアー作りに密着した。

小田切さんが代表を務める会社「インプリージョン」は、街歩き型の観光ツアー「大阪旅めがね」を企画。そのすべてがオリジナルで、現在は大阪市内１６の町を歩く個性派ツアーが揃っている。お客さんのほとんどが関西人で、その多くがリピーターに。そんな小田切さんのツアーは、地元の人たちと触れ合いながら町を歩くことで大阪の魅力を再発見できるのが魅力だ。

そこで、小田切さん企画の人気ツアーに密着する。街を案内するのは小田切さんではなく、エリアクルーと呼ばれるガイドたちで、そのほとんどが地元住民だとか。エリアクルーは小田切さんが選定し、研修を行い、プロとしてガイドを行う。「コリアンタウンキムチ作り体験ツアー」と題した鶴橋・桃谷エリアの内容とは・・・！

通り一遍ではなく、街の息遣いを感じる小田切さんのツアー。もともとサイトやガイドブックを製作し、大阪の名所を自分流に紹介していたが、地元の魅力を多くの人に伝えたいと、この道へ。小田切さんが大切にしているのは、コースを作る際には必ず自分の足で歩き回り、街の魅力を見つけること。今でも、休みができれば大阪の町を歩き、その成果をブログで報告している。

そんな小田切さんが、夏休みに向けて新しいツアー作りに乗り出す。エリアは住吉、テーマはちんちん電車！はたして、どんなツアーになるのか！？小田切さんの新ツアー作りに密着した！