京都に事務所を構える横田満康さんは、今、人気を集める「ハーフＤＩＹ工法」を提唱する建築家。今回は、リーズナブルで愛着のあるマイホームが実現できると大好評の「ハーフＤＩＹ工法」について紹介しながら、横田さんの“夢のカタチ”を追った！

横田さんが推進する「ハーフＤＩＹ工法」は、施主自らが工事を手伝うなど積極的に家づくりに参加することで、驚くほどのローコストが実現でき、そのうえ、工事の途中で細かいプラン変更もできるため、より快適で理想的なマイホームを完成させることができると注目を集めている。そんな横田さんが大切にしていることは、まず、皆が理想の家のイメージを共有すること。そのために横田さんは事前の打ち合わせにじっくりと時間をかけ、話し合うという。受注後は、横田さんの指揮のもと、スタッフ全員が施主とともにマイホーム作りを進めるが、それは施主と工務店というよりも、家族の夢を応援する“仲間”のような関係になるとか。

単純に利益のことを考えれば、建築事務所にとってはプラスとはいえない「ハーフＤＩＹ工法」。だが、もっと日本に普及してほしいと考えている横田さん。そう考えるきっかけになったこととは・・・・。

横田さんの手によるリフォームは、とても個性的なお宅に変身する。築３３年の中古住宅を“モロッコテイストの家”にリフォームしたお宅や、築４０年の一戸建て住宅に“北欧風の広いナチュラルリビング”を作ったお宅などを紹介。また、新築という選択肢がありながら、あえて中古住宅を買い、リフォームした一家もあるという。その理由とは・・・？

施主が家づくりに参加することにより、快適な生活空間と大切に使い続ける気持ちが生まれるという横田さん。そんな「ハーフＤＩＹ工法」を広めたいと考える横田さんの夢の続きは・・・？